我が家の構造は少し変わっていて、
27メートルある細長い屋根の下に
長方形の箱と正方形の箱が
2つ収まった様な作りになっています。
理由は夫婦でフリーランスなので、
自宅兼職場になるけど、
仕事とプライベートはきっちり分けたい
と要望した結果です。
少し変わってるけど、とても自分たちの
ライフスタイルにぴったりです。
リビングからアトリエに移動する際
一度、外履きに履き替えて
5メートル程歩いて、鍵を開け。
アトリエでまた室内履きに
履き変えると言う普通なら、
とても面倒臭いシステムになっています。
(土間と呼んでる半オープンスペース)
でもこの土間のおかげで、
「仕事やるぞ!!」と気合いも入れやすい
(実際入ってるかは微妙)
と思い込んでおります。
それと同時に、この出勤する感覚が
都市部から離れている不安感や劣等感
パジャマのままダラダラしてしまうなどの
予防に少し役立っています。
自宅ではありますが
「行ってきます!」「いってらっしゃい!」
「ただいま!」「お帰りなさい!」
移住するまでは、なんて事なかった
この普通のやり取りが、僕にとって、
とても大切な言葉に変わりました。
いつも元気一杯に子供の様な大きな声で
妻が言ってくれる
『いってらっしゃ〜い!!』
この、とても大切な言葉は
オープンな土間から、外に大きく漏れて
近所に響き渡っています(笑)
引越して間もない頃、お隣のご夫婦
(70代かな)がとても親切にしてくれて、
ゴミ捨て場すら分からず困っていた
私達に色々と教えてくれました。
今まで近所付き合いが全くない都心の
マンションやアパート
しか住んだ事がなかったので、驚きました。
管理の行き届いたマンションの様に
「ゴミはここ」とか「駐輪場はここ」とか
色々教えてくれる人はいないんだなと
家を買っちゃうと、当たり前だけど
自分で全て調べて、地域のルールに従い、
「私達は不審な人間ではありませんよ〜」
と少しアピールする
必要があるのだとその時、初めて理解しました。
正直、『重い』と思ったんですよね自覚がなかった。
でも、きちんとする事が大人としての常識だと
40過ぎてやっと理解しつつあります。
親はちゃんとやってたんだな〜凄いなと
改めて思いました。
(お隣さんと竹を切りに行き作った、なんちゃって門松)

