特別養子縁組前提の子どもとの交流を終えて
来月、長期の連泊がスタートする。
数ヶ月間、色々な方々からのサポートを受け
その日を迎える事ができるのだと
しみじみ感じている。
本当に色々な方々にお世話になっていて
本当は順位をつけられないのだけど
一番は先輩の里親さんと、児相の職員さんだと思ってる。
感謝しても感謝しきれないくらいだ。
今回の事でようやくスタートラインに立つのだけど…
その前にどうしても話さないといけない事があると思った。
どうしても自分に嘘をつけなかった。
基本的な一緒に暮らしていけるだけの知識は
お陰様で身につける事が出来たと思ってる。
家での交流中にも、子どもの方からの信頼も多少なり得る事ができている。
私は、とても真面目な性格をしていて
どうしても軽く考える事が出来なかった事がある。
それは私から子どもへの愛情がまだ湧いてない事。
それを、先輩里親さんと、児相の職員さんに打ち明けた。
そんな気持ちのままの状態で良いのかと…
児相の職員さんは、優しく言った。
「子どもの可愛いを一つでも多く見つけてみて下さい」「生理的に嫌でなければ問題ないと思うよ」と。
確かに可愛い仕草を思い出すと、ホッコリする気持ちはあるなぁと。
沢山の「可愛い」を探そうと思った。
先輩里親さんからも、「気持ちを湧かそうと思って休んだりしても、何も変わらないよ。生活スタートさせないと、何も始まらないよ」と。
このお二方のアドバイスを聞いて夫婦で話し合い
スタートラインに立とうと決心した。
巷では児童相談所は叩かれる事が多いが
こうして里親に親身になってくれる職員さんが沢山いると
あらためて感じた。