はじめまして、
私を憶えていてくださる方はお久しぶり。
杉山卓です。
アニメーターです。主に監督をやってきました。
代表作としては
「火の鳥2772 愛のコスモゾーン」(昭和55年1980)監督・脚本
「W3(ワンダースリー)」(昭和40-41年1968-66)チーフディレクター
「ワンワン三銃士」(昭和56-57年1981-82)監督
などなどです。
昭和53年(1978)には「テレビアニメ全集」という本も書きました。
簡便な文庫本で、出版社もなくなってしまったようなのですが、
こうした本の草分けであったために、アニメーションの歴史を
研究している方々からは古本がいまだに随分と珍重されているようでもあります。
おりしも今年、令和元年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の舞台は
草創期のアニメーションスタジオとのこと。
私の知る限り、わが国でアニメーターがアニメでないドラマの素材になった
という例は思い当たりません。
それだけ日本のアニメの草創期への世間の関心が高まっているという
ことなのでしょうか。
そういった作品への感想なども混じえつつ
いろいろ思い出話などを綴っていきたいと思います。