新年あけましておめでとうございます。
ド~モ、柳川淳二です。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
ってことでね、本日はおめでた~い元旦なんですがね・・・
早速昨晩アタシが実際に体験した怪奇現象のお噺をさせて頂こうとねぇ、思っているんですよ、ええ。
アタシ大晦日は仕事してましてね、夕方自宅に帰ってきますと毎年恒例の笑っちゃいけないヤツがもう始まっていたもんでね、それ、見ながら軽~く掃除なんかしましてねぇ・・・
その日の疲れと汚れを落とすためにお風呂に浸かってからねぇ、年越し蕎麦なんかを食べていたんです。
で、ふと時計を見るともう大分い~い時間。
12時回ってるんですよ。
仕事で疲れていたんで寝れば良かったんですがね、やっぱり大晦日はちょっと夜更かししたいな~なんて思いましてね、引き続きお笑い番組なんかを見て笑ってたんだ。
そうしましたらね、お風呂で温まったのと食欲も満たされたってことでね、いつのまにかアタシ、ウツーラウツラしちゃったんですよ。
何気な~く目が覚めますとね、深夜2時を回ったあたり。
テレビはタイマーでもって消えてましてねぇ・・・あたりシーンとしてるんだ。
外は風が強いのか・・・ゴーーーーオオォウゥウーーーってねぇ・・・窓の隙間を通過する風が不気味な音を立てている。
アタシ起き抜けでまだ眠かったもんですからね、しばらくボーッっとしてたんですがね、
ふと・・・妙~な音がすることに気づいたんです。
それね、玄関の方からなんですよ。
ゴ~ン・・・ゴ~ン・・・
誰かが玄関のドアを叩いてるんだ・・・確かにねぇ、大晦日ですから近所の神社なんかにね、行く人たちがまだ出歩いている時間ではありますよ。
でもアタシマンション住まいで2階ですしねぇ、こんな時間に訪ねて来る人間なんて居ないはずなんですよ。
なんだろ・・・?やだなーこわいなー・・・
なんて思っていますとね、またゴオォーーーウゥゥーーーという風の音に混じって・・・
ゴ~ンゴ~ン・・・
叩いてるんだ・・・玄関のドア・・・確かに誰かが来てるんですよ。
でもねぇ、普通ノックするならコンコンコン!とか・・・ガンガンガンガンッ!ってやるじゃないですか。
でもそいつはミョ~にゆっくり叩くんですよ・・・
ホラ、また・・・
ゴ~ンゴ~ンゴ~ン・・・
アタシイヤ~な気分になりましてね・・・こんな変な叩き方する人間、まともなワケがないじゃないですか・・・
気持ち悪いんでね、確認しようと玄関まで行きましてね・・・
スコープ覗いてみたんですよ。
・・・誰も居ない。
スコープの視界の中には誰も見えなかったんです。
さすがにドア開ける気にはなりませんでねぇ・・・ホラ隠れて待ち構えているってこともねぇ、あるじゃあないですか。
誰も居ないなら・・・ってんでアタシ、留守を決め込もうとね・・・部屋に戻ろうとしたんですが、その時!
ゴ~ンゴ~ン
またすぐ後ろでもって叩くんですよ。
来たな!!ってんでアタシもうカーッっと来ましてね一晩中こんなのやられたらかないませんからねぇ。
説教でもしてやろうとダーーーッと踵を返してバターン!!
扉開けて廊下に飛び出したんですよ。
・・・だれ~も居ない。
今ですよ?ほんの数秒前、ドア叩いてたんですよ?
そんなすぐに隠れられるような短い廊下じゃないですからねぇ・・・ありえない。
・・・ってことはですよ・・・今、玄関叩いてたの・・・この世のもんじゃあないんだ・・・!そう思ったとたん・・・背筋ゾーーーッっとしましたよねぇ。
そいつもしかして・・・まだアタシのすぐ側にいるんじゃあないかってねぇ・・・思ったとたんですよ。
ゴ~ンゴ~ン・・・
そんなアタシの心を見透かしたようにアタシの立っているすぐ後ろのドアを、そいつが叩いたんです。
そして、後ろで何かが動いている気配も同時に感じたんです。
うぐっ・・・アタシ瞬間息、止まりましたよ。
アタシが立っている廊下とドアの間・・・人一人分も隙間ないんですよ?
あ~やばいな~これ、もうどうしようもないなー。
アタシ脂汗かきながらねぇ・・・もう・・・ゆっくり振り返るしかなかった。
玄関開けっ放しで逃げるわけにもいきませんからねぇ。
覚悟を決めてアタシ、ゆっく~りと後ろを振り返ったんです。
・・・そこには・・・誰も居なかった。
ただ、玄関のドアにかけておいた正月飾りが、強い風でもって浮き上がり・・・ゴ~ンゴ~ンと扉をノックしていたんです・・・。
どうでしたか・・・?
これ、間違いなく霊の仕業ですよねぇ・・・?
こわいなー。
こういったお正月ならではの怪奇現象もありますんでねぇ、是非お気をつけ頂きたいですよねぇ。
今宵の怪談は、これでおしまいです。
また次回、お会いいたしましょう・・・。
それじゃ、また。