凛として時雨のライブを見に、一路高松へ。
会社の同僚と参加。現地にてもう一人参加の計3人で挑む。
場所は中ほどを確保。そんなに満員でもなかったので、楽勝で前列へ滑り込む。
開始と同時にまさかの「JPOP XFile」!飛ばすなあ、と思いつつ、いきなりモッシュでもみくちゃにされる。
周りは学生っぽい人が多くいつつも、初老の男性がいたりと、割と幅広い年齢層。
自分もあまり若くないので、モッシュ層と後列の平和層の境目くらいで、ひっついたり離れたりを繰り返す。が、その境目が割合キツイ。
人は飛んでくるわ、回るわ、腕がバシバシあたるわ、靴はぬげるわの戦争地帯。
曲構成はやはり「just A moment」からが中心で、旧も混ぜながらのスタイルで観客を沸かす。
ツインボーカルは相変わらず高音で、ギターの鋭利さと相まって殺傷力に満ち溢れている。
に加え、生で聞くドラムがまたすごい。あれだけ複雑な曲構成、リズムを刻んでおきながら、まったくぶれないリズム隊。そこに、一見自由でいるようでいて、実は綿密に計算されたかのようなギター進行がかぶさってくる。
男女の高音ツインボーカルのイメージが強烈で、そこにばかり目がいってしまいそうになるが、実は違う。パズルのような難解さと、コンピュータのような緻密さが同居した、この楽曲こそが、時雨の真骨頂なのだと、再度思い知らされる。
ドラマーピエールの謎のMCのあと、舞台はさらにヒートアップ。あのヒップホップばりのMCはほんと謎だ。
というか、本人も言ってたけど、このタイミングのMCって・・。曲も後半に差し掛かろうとし、もうそろそろ終わり近いなという雰囲気の中で、いきなりのMC。誰もがこのままMCなしで突っ走るだろうと思ってたよな。
MC後は予告どおりのテレキャスティック!この曲はホントすごい!
イントロのギターで、もうやられます。見たことない音楽の完成度。
今まで最高の盛り上がりを見せるステージ。
そこからは畳み掛けるように、「nakano kill you」「DISCO FLIGHT」「感覚UFO」。
アンコールはなしのクールな最後。まさにこれぞ時雨。Mrストイック。
個人的にはアコースティックの「Tlemoro+A」が最高に踊れたことと、「a over die」が無かったことが残念だった。9mmといい、インスト曲に縁がないな自分。
しかし遠征して行ったかいあって、最高のステージでした。また見たい。
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