サイレンの面白さは異常。




最初は「みえるひと」の二番煎じな感じだと勝手に思ってて、空気扱いだったのが、いまや毎週の楽しみに。


なぜ飛ばしてたのか、自分の浅はかさにやきもきするほど、漫画「サイレン」は面白い。


荒廃した世界観、それを打ち破る少年たちのわずかな希望と成長、PSY能力と呼ばれるテレキネシスを駆使して戦う戦闘設定。


そして丁寧に組み上げられた、ストーリー構成。


この作者、化けたな~。


「バクマン」を読んでると、思わずアンケ出したくなる衝動に駆られてしまう。


犬居(アマギミロク)のあたりから、能力に幅が出てきて、俄然面白くなってきた。知恵のない作者はこの辺でいわゆる「強さのインフレ」に陥り、どんどん敵も味方も脈絡なく強くなっていって、最終的にドラゴンボールになるんだけれども、その辺を意識して描いてるような気がする。


まあミロクの「セフィロト・ゲブラー」はインフレの頂点みたいな感じはあるが・・。PSY能力に呼応してカタナが鳴る技とか、相手の心を読む蛇とか、「転送」する能力者とか。若干スタンドっぽい(特にアングリー・ローリー)気はするけど、知恵を使って、圧倒的に強い相手とどう戦うか、それを工夫して描こうというのが、よく伝わる。


その辺の看板漫画よりだいぶ面白い。


それにしても、人気投票が、カブトの勇姿以降に開かれてたら、間違いなくカブト5位以内だと思うのは私だけでしょうか。


アゲハをかばったエピソードはちょっと泣きそうになりました。



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