ZAZEN BOYSのライブを拝聴。

「ヒロシマシティ!」の掛け声で颯爽と現れた彼らの一発目は、「idiot funk」。


このバンドはとにかく音がすごい。ギター・シンセ・ベース・ドラムスの乱反射する音が、ライブハウスのあちこちを飛び回り、あたっては弾け、またその残骸が血飛沫となり、観客へと飛び散る。


「Asobi」の次は「Honnouji」。うーん。本能寺の炎上は、もっと終盤もしくは、中盤でやって欲しかったですね・・。続いては、「Weekend」と、これまたアルバムどおりのセットリスト。


新旧織り交ぜて欲しいな・・と思っていた矢先。いきなりの「MABOROSHI IN MY BLOOD」。これにはやられました。


まさかナンバガ時代の曲を持ってくるとは。しかも選曲がすばらしいです。南無阿弥陀仏でもなく、透明少女でもなく、幻(まぼろし)。


やられました。



音に聞きいっているうちに、いつの間にか時間は過ぎ、あっという間に終盤。


中でもやばかったのが、「COLD BEAT」。そして、「SUGER MAN」からの「RIFF MAN」。


「COLD BEAT」は、ギター・カシオメンのあの首を横にカクカク振りながら奏でる、独特のギターのリズムとたたずまいに釘付け。


クールです。


「RIFF MAN」はいわずもがなライブの定番ですが、文句なしのベスト・ソングですね。(SABAKUもよかったですが・・)


あのガヤガヤした感じと、音が一瞬止まる感じ。前のめりに転びそうな、それでいて、激しく、昇り上がるような情熱的な曲です。



ZAZENはシンセが入る曲も好きなんですが、バンドでいざやるとなると、やはり向井氏がギター持って、三人で弦楽器持ってヘッドを一斉に左向きにして、直立して弾いてる姿を見ると、あ~この方がしっくりくるわ、絵になるわ、と思います。


CDで聞くときは、別なんですが。


この辺がライブの醍醐味ですね。また行きたいです。



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