NHK教育土曜18:30放送の「電脳コイル」 が私はとてつもなく大好きなので、レビューしてみる。
ちなみに現在は再放送中で、15話まで進んでます。
まず簡単に世界観を説明しておくと、主人公は二人の少女イサコとヤサコ(小6)。
物語は、ヤサコが転校してきたところから始まる。
世界には「電脳」という概念が存在していて、子供でも誰でも、「電脳メガネ」をかければ、その電脳世界にアクセスできるというもの。
子供たちの間では、「一種の面白い遊び」として、流行っている。まあ、DSをもって友達と休み時間に通信したり、放課後にみんなで集まって、マリオカートしたりするようなもんです。
ここで、注目したいのが、ほとんどの子供がメガネをかけているという点。これはメガネっ子好きにはたまらない。
「誰でもメガネをかけている状況」という非日常を、世界観の設定でもって、「当たり前」な日常にしてしまっているのである。
はるか昔教育TVでやっていた「おでこのメガネがデコデコデコリ~ン!」という掛け声が決め台詞の、思わず失笑を買いたくなるような番組があったんですが、それに着想を得たのかもしれない。覚えてる人いますか?
ちなみにメガネは、ゴーグルタイプとか、丸メガネタイプとかいろいろあるみたい。(この街ではゴーグルが流行ってるっぽい。転校してきたヤサコは丸メガネだし)
このメガネは、いわば小型コンピュータのようなもので、メガネをかけることによって、いろんなところにアクセスできたり、見えないものが見えるようになったりする。
普通のコンピュータと違うところは、実際に電脳世界に触れる、というところ。
ここが、単なるバーチャル世界と決定的に違う。
(厳密には、物理的接触ではないらしいが、限りなく肉体的な接触に近い感覚を得る)
現実世界にはなんの変哲もない廃バス置き場でも、メガネをかけると実は穴が開いていて、実際にそこに落ちたりする。
また、この世界には「電脳ペット」と呼ばれるペット(マトン)がいて、普段は見えないが、メガネをかけると触れたり、じゃれあったり、エサをやったりできる。
(この電脳ペットは物語の核に深くかかわってくる存在なのですが、その話はまた後日)
ちなみに、マトンとはフランス語で人形。
手で電話の形(怪しげな通販番組でよくトゥットゥルルン♪て電話の真似ごとするやつ)を作れば、誰とでも話ができる。つまり、携帯の役目も負っている。
一見すると、テクノロジーの進化が生んだすばらしい世界のような気がするが、当然法に触れるようなことをする輩や、それを利用しようとするものなど、いろいろ問題点が出てくる。
それを管理しようとするのが、市役所内にある空間管理室。
この空間管理室が管轄するマトンで、「サッチー」と「キューちゃん」というのがいて、古い空間やバグなどを消去し、修復するのが役目である。
まあ、ウィルス駆除ソフトみたいなもんです。
子供たちの持っている小さなバグや、バグを保有した電脳ペットも全部十把ひとからげに攻撃してくるので、子供たちからは恐怖の対象として怖がられている。
実際に誤認でペットを殺された子もいる。
古い空間とは、電脳空間上にできた空間の歪み(バグ)みたいなもので、その状態がひどくなると、黒い穴が開いたり、電脳ペットが消えたりする。
ちなみに、余談ですけど、個人的にこの「サッチー」はエヴァの使途サキエルを思い出させる。巨大で、パッと見はかわいいが、実は凶悪で人々から恐れられている。ビーム光線でてるし。肉感というか、ぷにぷに感も似てる。
口癖は「ぼく、サッチー。よろしくね」
無表情で、ススス、とやってきて、突然ビーム攻撃してくる。
で、「ぼく、サッチー。よろしくね」
これは怖いですよ。
子供じゃなくても、怖いです。巨神兵なみの殺戮兵器です。
壁なんかすり抜けますからね。
ま、役所っぽさは出てるけど。
サッチーは4基のキューちゃんを腹部に収納しており、遠隔活動が可能、広範囲に探索できるようになっている。
ジョジョでいう「エコーズ アクト1」みたいなもんです。
ということで、15話にまったく触れませんでしたが、それもここじゃよくある話。
次回は人物を中心に、紹介してみます。
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