卒業式は8/15(土)に予定されています。
卒業式は8/15(土)に予定されています。
風の谷のナウシカ
〈スタッフ〉
原作・脚本・監督 … 宮崎駿
製作 … 徳間康快、近藤道生
プロデューサー … 高畑勲
音楽 … 久石譲
〈声の出演〉
ナウシカ … 島本須美
アスベル … 松田洋治
クシャナ … 榊原良子
ユパ … 納谷悟朗
大ババ … 京田尚子
クロトワ … 家弓家正
ジル … 辻村真人
ミト … 永井一郎
〈あらすじ〉
“火の七日間”と呼ばれる最終戦争により、産業文明が滅びてより1000年―。汚染された大地に繁茂した腐海(ふかい)と呼ばれる有毒の瘴気を放つ菌類の森と、そこを住処とする蟲たちが生き残った人類の生活を脅かしていた。大陸の辺境にある“風の谷”の族長の娘ナウシカは、巨大軍事国家トルメキアが風の谷に持ち込んだ生体兵器“巨神兵”を巡る争いに巻き込まれ…。
〈レビュー〉
星5段階評価 … ★★★★★
鑑賞手段 … TOHOシネマズ東浦
鑑賞日 … 2020年6月27日
「一生に一度は、映画館でジブリを。」
との触れ込みで始まった再上映にて、
初めてスクリーンで鑑賞しました。
もう何回目だろう…?
数えきれないほど観ました。
ストーリーを知っている。
ところどころセリフが言えちゃう(笑)
ラストがどうなるかも分かっている。
でも、毎回面白く観られる。
飽きが来ない…。これぞ、名作の証明!
自然との共生を訴えるテーマは、
公開から30年以上が経過した今もなお色褪せること無く、
凄まじい問いを投げ掛けて来るなぁ、と感じました。
人類の底知れぬ愚かさ…。
全てを掌握しようとする傲慢さのせいで喰らうしっぺ返し…。
それでも懲りずに憎み、争い、滅びの道を歩んで行く…。
それでも、全てを愛し、慈しもうとするナウシカは、
自然も人類も分け隔てなく救おうと奮闘しました。
どこまで美しく尊い心の有り様なのか…。
人類が散々に汚した自然―。
逞しい自然は腐海をつくり出し、自らの手で浄化を試みる…。
しかし身勝手な人類は、自身の生存ばかりを考えるが故に、
腐海の仕組みを理解しようともせずに焼き払おうとし、
残された土地を奪い合う始末…。
そんな愚かな人類でも、他者を思いやり、
互いを尊重することが出来る余地があるのだと思うと、
なんだか愛しくなって来ました。
ペジテの艦の一室に閉じ込められたナウシカを、
アスベルの母親が助け出してくれる場面で、強く感じました。
クライマックス、人々の眼前に展開された労りと友愛が起こした奇跡…。
涙が零れました。荘厳な名シーンだなと改めて思いました。
ナウシカが命を懸けて守り通したものを、
我々も未来永劫大切にしていかなければならない…。
【余談】
コロナウイルスの世界的流行真っ只中に鑑賞すると、
腐海が放つ瘴気に怯え、マスクをつけていないと5分で肺が侵され、
死に至ってしまうという描写が、今の現実世界が陥っている状況を
予見していたようで、鳥肌が立ちました。
自らを脅かすものと折り合いをつけて共存していく、という点でも、
ウィズコロナ、アフターコロナと呼ばれる新たな時代の生活と
重なる部分があって、今のこのタイミングでの再上映は、
とても理に叶ったものだなと感じました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART 3
〈スタッフ〉
監督 … ロバート・ゼメキス
脚本 … ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
製作総指揮 … スティーブン・スピルバーグ 他
音楽 … アラン・シルベストリ
〈キャスト〉
マーティ・マクフライ … マイケル・J・フォックス
エメット・ブラウン(ドク) … クリストファー・ロイド
ビュフォード・タネン … トーマス・F・ウィルソン
クララ・クレイトン … メアリー・スティーンバージェン
マギー・マクフライ … リー・トンプソン
ジェニファー・パーカー … エリザベス・シュー
ストリックランド保安官 … ジェームズ・トールカン
〈あらすじ〉
前作のラスト、1955年に取り残されてしまったマーティは、ドクが1885年で生きていることを知る。そして偶然、ドクが1885年においてビフ・タネンのご先祖ビュフォード・タネンに撃ち殺されてしまうことが判明する! 1955年のドクの力を借りて1885年にタイムスリップしたマーティはドクと合流し、1985年へ帰る方法を模索する。一方ドクは、間一髪のところを救出したクララ・クレイトンという女性に一目惚れしてしまい…。
〈レビュー〉
星5段階評価 … ★★★★★
鑑賞手段 … 金曜ロードSHOW!
鑑賞日 … 2020年6月26日
西部開拓時代を舞台に繰り広げられる伝説の三部作最終章!
全ての伏線を回収し、お約束も全部取り入れて、
これ以降の続編をつくることが許されないくらいの
徹底的フィナーレを生み出した製作陣に心からの賛辞を贈りたい!
西部劇を全力フィーチャーして、オマージュを捧げているのが楽し過ぎる!
マーティが、ビュフォード・タネンとの決闘に用いた「荒野の用心棒」的秘策は、
すでにPARTⅡでさりげなく伏線が張られていたという巧妙さが良き!
クライマックス、蒸気機関車でデロリアンを押す活劇はシリーズ最高の興奮度!
「未来は決まっていない。自分の手で切り開くものだ」
というラストシーンのメッセージは、いつ観ても心に沁みて来るなぁ~!
三部作を通して素晴らしいなと思ったのは、
タイムパラドックスという壮大な要素を扱っているにも関わらず、
限定された舞台で全てが進行し、解決してしまっているというところ!
ヒル・バレーという小さな街の現在・過去・未来を行き来して、
マーティとその時代のタネンとの間に起こった出来事が冒険を生む…。
しかも1985年では2日しか経ってない!
でもその2日間はめちゃくちゃ濃密で、一生分以上の体験を
マーティにもたらしてくれました。
家族と街の歴史が血となって、彼の中に流れている…。
ひとりの青年の成長物語としての魅力に溢れているなと改めて思いました。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」で本作のタイムパラドックスは
誤りであることが指摘されていたように、
確かに理論上は間違っているのかもしれないけれど、
そんなことは全く気にならないし、面白ければなんでもいいんじゃん?(笑)