雨降りを晴天に変えることができますか?
「人を憎んではいけない。愛しなさい。」
「そんなことでクヨクヨするな。元気を出せ。」
「ビクビクするな。勇敢に自信を持ってぶつかりなさい。」
「感謝の気持ちが足りない。もっと感謝しなさい。」
「過ぎたことをいつまでも悔やんでいないで、早く忘れなさい。」
これらに似た戒めや励ましの言葉はたくさんあります。
しかし、考えて見れば、これらは「嫌な感情は自分の意志で変えることができる」といっていませんか?
「死の恐怖」を筆頭に、不安や恐怖・嫌な気分を、安心や喜び楽しい気分に変えることができるでしょうか?
しかし、多くの人が意志の力で変えることができるといった誤った認識を持っています。
雨降りを晴天に変えることができるとは、誰も考えません。不可能と分かっているからです。
自分の感情は、意志の力でどうにでも変えることができると思っているから、
不快な感情をなくし、快の感情に変えようとムダな努力をしているのです。
その結果、心の葛藤を引き起こし、神経質症に陥ってしまうのです。
感情は自然現象ですから、意のままにしようとせず、自然に任せることですね。
そうすれば、嫌な感情もいつのまにか自然に消失してしまうものなのです。