どうも
まだ蓋は空きっぱなし
わたしです




壊れたものを直すのは
父さんの趣味のようなものでした


電気製品や水道も
機械もメガネも鍋の蓋も
大体のものは直せた


ささくれだったわたしの心も
父さんが治してくれた

直すものが尽きると

「母さん、なんか直すものない?」

と聞いてくれた



わたしの心の蓋が
壊れてるみたいだけど
治してくれる父さんは居ない


これもやっぱり
自分でやらなきゃなのかな?


そうだよね
誰も治してはくれないし。。








ほんとはわたしの蓋は
壊れてなんかないのかもしれない


壊れてないけど

「なんか治すものないかい?」

って父さんに聞いて欲しかった…


ただそれだけなのかも…
いや、そうなんだ













明日はおやすみ
美容院を予約した


前を向きたいわたしが言う


「頼む、わたし
   今回はそれでチャラにしてくれ」






まずは仕事に行かねば…


とりあえずは今日を
頑張るしかないんだ…




いざ!