今日は先日十三回忌の法要を行った、義父の祥月命日です
祥月命日って言葉はじめて使ってみた
皆さんのブログではじめてこの言葉を知りました

わたしは法要を終えてほっとひと息
うっかりお休みを取るのを忘れてしまい、今夜は夜勤です😅



じいちゃん(義父)は、それはそれはパワーのある人で、ほんとに亡くなる少し前まで色々なことに挑戦してました
いったいいくつの事業を立ち上げたでしょうか?
ですが軌道に乗ると次のことをやりたくなる
悪い癖です指差し

晩年、夢中になっていたのは銀杏です
昔(父さんが子供の頃)は養鶏場を営んでいました
それなりに広い土地があり、それは農地ではないため相続の際の相続税のことを考えて、農地に戻すために鶏舎の跡地を畑にして銀杏をたくさん植えました

わたしがお嫁に来た頃は、銀杏の苗を植えて10数年の頃でした
ぼちぼち収穫が出来るようになってきた頃です
ですがじいちゃんは心臓が悪く、その頃は入退院を繰り返していました
息子が生まれる頃に2度目の心臓バイバス手術をして、その手術と息子の誕生日は一日違い、わたしのbabyがお義父さんの生まれ変わりになったらどうしようショボーン名前はじいちゃんの名前を付けなくてはならないのか?と若く純粋だったわたしは心を痛めていたことを思い出しました

手術の後は嘘のように元気になり、再び銀杏に夢中✨それから約10年、銀杏畑に心血を注ぎます
亡くなる数ヶ月前まで畑で銀杏の収穫をしていました
わたしはいつからか銀杏の作業を手伝うことになり、全盛期1日(誤)ひと月(正)に1トンも2トンも出荷する銀杏の選別と出荷作業をひとりでやらされてました泣き笑い
ときには収穫や皮むき、洗いの作業も…
ホントに嫌だったえーん
今から思うと可哀想な良い嫁でした(笑)

晩年、銀杏に夢中になり打ち込んでいたことは、おじいちゃんの寿命を伸ばしていたと思います
たぶん、なんもしないで過ごしていたら、もっと早く召されていたと思う(笑)

じいちゃんの植えた銀杏の木は、亡くなった翌年に数本を残して伐採してしまいました
じいちゃん亡き後、家族の誰も銀杏畑を続けたいと思わなかったから(笑)
残された数本の銀杏の木は父さんの友人が管理してくれて、毎年収穫してキレイにした銀杏を届けてくれていました
でも去年の収穫を最後にこの春には伐採します
父さんが友人に銀杏の伐採を頼んでいたらしい…
その方が父さんが亡くなった後に頼まれていたことを話してくれました
父さんはどんな気持ちで頼んだのかなショボーン
父さんの気持ちを考えると、やっぱり涙か出ちゃいます悲しい



今日はそんな義父の祥月命日

じいちゃんの言葉を思い出しました

『〇〇ちゃん(私)、いつも綺麗にしてなくっちゃあダメだそ!畑をやる時は特にな!じゃねーと可哀想な嫁だと思われるかんな…』

なんじゃそりゃ!
あの頃はほんとに可哀想な嫁だったぞー!

でもね、おじいちゃんの言う通り
他人様に可哀想と思われるのはイヤです

父さんが亡くなり
『〇〇さんの奥さん、可哀想ショボーン
って思われないように
いつも綺麗にしてなくちゃね

ね、父さん!



銀杏おこわを炊いて

義父の仏前にお供えしました



じいちゃんよ
やっぱりわたしはいい嫁だろ(笑)
こんなわたしを
可愛がってくれてありがとう♡
愛する婆ちゃんのことは
わたしに任せてね
しっかりお世話致します照れ


スミマセン!訂正しましたm(_ _)m
さすがの私も1日1トンは無理です(笑)