今日はバイト終わって、小柳とビール一杯飲んで、家帰って散髪行った

髪の毛結構きった

(ここまで一回書いたの消えたから簡単に省略)


夜まで寝て23時に起きる


喉乾いたしタバコ吸いたいから外出


なんとなく少し離れた自販まで歩こうと思って傘をさしタバコを吸いながら真っ暗な路地をトボトボ



すると前方50m先に腰が曲がった背のちいさいおばぁさんが1人

雨の中傘もささずにじっとこっちをみてる


何回かチラ見したけどずっーとこっちを見てる


ヤバイ


完全俺をみてるよー


うちのおばあちゃんが痴呆だったり、親が介護の仕事してたりするせいか絶対徘徊老人と確信


それかお化け


すげー怖かったから傘で顔隠しながら知らない顔をして横を通りすぎようとした


「ちょっとあなた」





はいやっぱりね

俺だよね


はいもうなんでも答えますよ

そんな気持ちで
「はいなんですか?」



するとおばぁさんから
「女性ですか?」

俺「男です」


婆「よかった」



?????



婆「今うちの水道が壊れてて水とまんなくなっちゃって、水止めてほしくて男の人通るの待ってたのよ。ちゃんとお礼はあげるから」

そんな説明をされてる間にあれよあれよとおばぁさんの家へ


おばぁさんの部屋は部屋中水浸しで、古そうな洗濯機から滝の用な激流が床に流れ込んでた


「あれをとめてほしいの」


はは~ん





とんだ無理難題だ


とにかく古くて錆び付いた蛇口と格闘

足びちょびちょ




なんとか水を止めることに成功




報酬として500円をいただく



どうやらおばぁさんは蛇口を逆にひねり続けてたみたいだ



おばぁさんいわく夜遅くて近所の人に頼みづらくて、水道局の人を呼ぼうとしてたら俺が通りかかったから呼び止めたらしい


水をとめたあと水浸しの居間でこの話しを3回ほどループで聞かされようやく解放



とんだ珍事だけど
足水浸しだけど


なんか恥ずかしいような

照れ臭いような




おばぁさんの
素直なありがとう
がなんだかうれしかった



変な例えだけどなんか無農薬の野菜みたいな

なんか添加物がない会話っていうか

素直な言葉っていうか


そんなのってすごく清々しくてきもちいいなって思った


そんな付き合いができる人が増えるといいな


明日もいいことあればいいなと










さぁマスカットをみよっと