人生FP理論(総括) | SG大阪バラエティライブ                          ~FPのためのスタディ・グループ~

人生FP理論(総括)

メリークリスマス♪
たっちゃん@診断士&FPこと、松浪辰也です。

今まで、人生FP理論について、
松下幸之助氏の「道を開く」(PHP)からの抜粋に、
私なりのコメントを付す形で、続けてまいりました。

しかし、共同ブログそのものが終了することとなりましたので、
私の担当としては、今回が最終回になることになりました。

まだまだ、紹介したい松下幸之助氏の考え方は、
あるのですが、それは、また別の機会とさせていただき、
今回は、人生FP理論の総括とさせて戴きます。

人生には、さまざまなイベントがあります。

出生から始まり、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、
就職、転職、結婚、子供の誕生、退職、老後の生活・・・などと続きます。
そして、最後は、人間必ず、身体の「死」が訪れます。

死んだ後、「魂」が生き残るという考え方もありますが、
基本的に、人生、長くても約100年間というところでしょう。

その約100年間に、
・自らが何をなすべきなのか
・何のために、この世に生まれてきたのか
・何をすることが、本当に幸せを感じることができるのか

一言でいえば、「使命」です。

人は、何らかの「使命」を持って生まれてきているように思います。

それは1つではないかもしれませんし、明確でないかもしれません。
でも、それで良いのだと思います。

目の前に起こることに、1つ1つ使命感を持って一生懸命取り組むこと、
それを積み重ねることが大切なのです。

それは、何も大きなことでなくても構わないのです。
世間一般でいう大きなことは、小さなことの積み重ねです。

イチロー選手の200安打の偉業も、1安打の200回の積み重ねで、
達成できたわけで、イチロー選手は1安打を生み出すために、
今でもバットの素振りから何度も練習されると聞きます。

人生には、誰しも、病気になること、思い悩むこと、困ったこと、
失敗することなど、マイナスのことが起きます。

しかし、そんなときに、どう考えるか?

すなわち、人としての「考え方」に帰結するわけです。

陽転思考で有名な和田裕美さんの言葉を借りれば、
「事実は1つ、考え方は2つ」です。

どんなマイナスなことが起こっても「陽転思考」する。
もちろん、陽転思考できないことも起きます。
3月11日の東日本大震災などは、顕著な例でしょう。

その時は、陽転思考する気持ちには、とてもとてもなれません。
しかし、その中に、ほんの心の片隅にでも、
「前に進む」考え方があれば、時の経過を経て、
その悔しさをバネに、前に進んでいくことができるのです。
いや、前に進んでいくことを使命として
生きていかねばならないのです。

私が、ファイナンシャルプランナーとして、なすべきことは、
「人の個性・価値観を理解し、人を活かすことを追求し、
人々の夢と未来を創造し、日本を良くすること」です。

そのために、目の前の1つ1つのイベントに一生懸命取り組み、
自分が死ぬ時には、それができた!と思えるよう、
日々、精進してまいりたいと思います。

それでは、読者のみなさん、今まで、ありがとうございました。
また、どこかでお会いするご縁を楽しみにしております。

たっちゃん@診断士@FPこと、松浪 辰也

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