ウォンバットを救うため莫大な遺産を残したはずが、皮肉な結果に
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情熱ファイナンシャルプランナーの心の咆哮
~そこのあなた、これだけは知っておいて!~
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■ウォンバットを救うため莫大な遺産を残したはずが、皮肉な結果に■
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おはようございます。
遺言伝道師 tossyです。
10月から担当方法が変わりまして、私は毎月2日と17日に登場します。
今後ともよろしくお願いします。
さて、今日は、生前対策の重要性についてです。
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ウォンバットを救うため莫大な遺産を残したはずが、皮肉な結果に
(2011年09月23日 17:57 らばQ)
http://labaq.com/archives/51701751.html
オーストラリアに生息する、平たい鼻とずんぐりした体型をした動物で、
生態は違いますがコアラに近い種族だそうです。
現在は保護動物に指定されており、このウォンバットを救おうと言うチャリティ団体に対し、
あるアメリカ人が遺産800万ドル(約6億円)を寄付するとの遺書を書き残しました。
ところがそれを知った遺族が猛反発、これを不服として訴訟を起こしているのだそうです。
本人の書いた遺書の効力が問われるわけですが、おそらくチャリティ団体側は、
5年とも10年とも言われる長期訴訟にかかる費用が捻出できそうにないことから、
この金額を受け取ることはできないだろうとみられています。
さらに今回のことがニュースとして伝わり、すでに遺産を相続したとのイメージが
付いてしまったことで、寄付が激減してしまったことも大きな悩みの一つとなっているようです。
もちろん、世話をする動物たちの数は減っているわけではなく、かなりの窮状にあるとのことです。
このウォンバットに保護が必要な一因として、現在95%に同じ症状の皮膚の問題が出ており、
やせたり体毛が抜けたりという症状が出ています。
毒性のキノコを食べていることなどが原因との予想もありますが、
まだはっきりとは究明されていないようです。
ウォンバットを救いたいと言う気持ちで残したはずの遺産が、遺族の争いはおろか、
保護団体の危機まで招くという、なんとも皮肉な結果となってしまいました。
もし財産で何かをしたいという気持ちがあるのであれば、
死後ではなく、生前のうちにしておく方が良いようです。
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前回もお話ししましたが、遺言等で生前に意思表示をするのは
大いに結構です。
しかし、実際にそれを形にするのは残った遺族なわけですから、
生前に意思表示をして、それを言葉でも説明し、理解を得ておかなければなりませんね。
とくに金額の多少ではなく、期待していた果実を受け取れないとき、
人は怒りますから。悲しいかな。
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▼△編集後記△▼
社労士の試験が終わって1か月が経過しました。
結果はわかりませんが、とりあえず、勉強を再開したいと思います。
では!