風が吹けば(FP人生理論34)
風が吹けば波が立つ。波が立てば船も揺れる。
揺れるよりも揺れない方が良いけれど、
風が強く波が大きければ、何万トンの船でも、
ちょっと揺れないわけにはゆくまい。
これを強いて止めようとすれば、かえってムリを生じる。
ムリを通せば船が壊れる。
揺れねばならぬときには揺れても良かろう。
これも一つの考え方。
大切なことは、うろたえないことである。あわてないことである。
うろたえては、かえって針路を誤る。
そして、沈めなくてよい船でも、沈めてしまう結果になりかねない。
全ての人が冷静に、そして忠実にそれぞれの職務を果たせば良い。
ここに全員の力の力強い協力が生まれてくるのである。
嵐のときほど、協力が尊ばれるときはない。
うろたえては、この協力が壊される。
だから、揺れることを恐れるよりも、
協力が壊されることを恐れたほうがいい。
人生は運不運の背中合わせといえる。
いつ突如として嵐がおとずれるか、だれしも予期することはできない。
常に自分の周りを冷静にながめ、それぞれの心構えを、
しっかりと確かめておきたいものである。
(たっちゃん@診断士&FPのコメント)
経営学者バーナードは、組織の成立条件として、
①共通目的、②貢献意欲、③コミュニケーションを挙げている。
この中で、コミュニケーションは、
全員の力の力強い協力をはかる意味でも必要不可欠である。
今、日本は、長引く不況、失業者の増大など、嵐の時です。
だからこそ、日本国民が共通の目的に向かって、一致協力し、
この嵐を乗り越えていくべきときなのかもしれない。
ファイナンシャル・プランナーは、お金の専門家ですが、
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~人の個性・価値観を理解し、人を活かす~
中小企業診断士・FP事務所 松浪アドバイザリーサービス
代表 松浪 辰也
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