ばあちゃんが作る、おいしいものの中に

「茶碗蒸し」があります。

お正月とか誰かの誕生日とか、

お祝いの時にみんなでご馳走を

食べる時に作ってくれます。


この写真の茶碗蒸しは

先日、夫の兄弟の誕生日の時に

作ってくれたもので

きっと、その時に冷蔵庫にあるもので

作ったのですね、

いつも入っている具とは

違う物が入ってます。

ご了承ください…


通常は

(私がばあちゃんに手伝った時の記憶を参照)

鶏胸肉、筍、椎茸を

鰹だし、醤油、みりん、砂糖で煮たものを

汁と具に分け、

汁は溶き卵と混ぜ

茶碗蒸しの卵液にします。


器に、さっきの汁と分けた具の他に

ばあちゃんちの裏庭で採れた栗、

もちろん食べれるように煮たものですが、

それと、正月ならぎんなん、百合根も入り

あとは色取りなのか、ピンクのかまぼことか

なるとの薄切りを入れたら

卵液を投入。

最後にみつばを浮かべます。


蒸し器に入れてだいたい15分くらい蒸して

「ちょんと真ん中に箸を挿して

出てくる汁が透明なら出来上がり」

という、ばあちゃんの目安。


ばあちゃんの茶碗蒸しは、

味付けは濃すぎず、

卵も硬すぎず、ぷるんとしてて

やはり、お店で買うものとは違い

私は好きです。


もうすぐ年末、そしてお正月。

各地に散らばった孫たちも帰ってきて

みんなで囲む食卓が楽しみです。

ばあちゃん、きっと茶碗蒸し

作ってくれますね。