夫が、隣に住むじいちゃんと一緒に

足寄に「らわんぶき」を買いに行きました。


「久しぶりに、いいドライブだったわ〜」

と、87歳になるじいちゃん。


足寄の道の駅みたいな所にも

らわんぶきを置いているようですが、

夫は、らわんぶきを栽培してる農家さんで

販売もしてるところへ行ってきたよう。

なにやらネットで調べたらしい。


らわんぶきって、すごく長い!

その長さを私に見せたくて、

2本だけ、切らずにとっておいてくれました。

仕事から帰った私はばあちゃんちに行き

自分の背丈くらいあるふきを

見せてもらいました。

ちなみに私、身長約160センチ。


「このらわんぶき、持っても全然

手が黒くならないよー」

と、じいちゃん。

私も経験があるのですが、

もいですぐのフキは、

「あく」のせいで手が黒くなる。

でも、夫が買ってきたらわんぶきは

手が黒くならない。

野生でなく、栽培されているものだからかな。


ふきの「あく抜き」は

ばあちゃんがしてくれました。

お湯で煮ると

お湯が真っ黒になるのです。

ばあちゃん、めんどうなところ

やってもらっていつもすみません…


私はそれをいくらか

自宅へ持ち帰って、

豚バラ肉と一緒に

醤油や砂糖、ほんだしで炒め煮にします。

5センチくらいの長さに切り分けたあと、

さらに縦にも四つに切らないと。

らわんぶきは太いのです。


なーんだか

ばあちゃんが作るみたいに

くたっと柔らかくならないのよね。

なんでかなー、普通のふきじゃなくて

らわんぶきだからかなー。

結婚して、20年以上たちますが、

夫の母である、ばあちゃんの味には

なかなか近づかないのです。

やっぱり

ばあちゃんの煮物は

ばあちゃんの味がするのです。

残しておきたいので、

ばあちゃんの作ったふきの煮物の

写真を載せますね。

これは、ばあちゃんが、

家の裏に生えてるふきをとって

料理したものです。


昨日はらわんぶきを

味噌汁にも入れました。

今晩は、

きんぴらみたいに

甘辛炒めにもしようかなと思います。