初めて1人で札幌へ。
時間があったので、久々の美術館へ行く。
博物館・美術館巡りが意外と好き。
実は学生時代に学芸員課程も受講。
でも教職課程との両立は大変で
学芸員の方はあきらめた…
今日はあらかじめ、どこへ行こうか考えて
道立三岸好太郎美術館に決めた。
受付のお姉さんが親切。
コートを無料のロッカーへ入れるように促してくれる。
初めは常設展示。
三岸好太郎については全く知らなかったが、
小学校6年の時の水墨画は、やはりすごい。
この歳で、こんな絵が描けるなんて
天才的な人は子供の頃から違うと感じる。
私が1番好きな絵はこれ。
ちょこんとした親子が微笑ましい。
私は理屈っぽいので絵を見る前に、絵の脇にある説明書きを読もうとしてしまうけれど、
ちょっと待て、と一息おいて
まずは絵そのものを見るようにする。
何の先入観もなしで絵を見て、
自分の第一印象を大切にする。
やっぱり、自分がどう感じるか、
が重要だと思う。
でもすごい絵は、見るものをぐっと惹きつけるエネルギーを放っているな、と今日見た数々の三岸の絵も感じさせてくれた。
二階には、三岸に影響されて描かれたやまだなおさんの絵本などの展示。
絵がさらに他の人の想像を膨らませて物語が生まれるなんて、素敵。
鑑賞し終わり、館内のショップで来館の記念にと一筆箋を購入。
外界とは違う時間の流れを感じさせる、
美術館の空気がいい。
心の栄養、インプット。