ばあちゃんちから茹でた栗が届きました。


ばあちゃんちの裏庭にある栗の木は、

今年は、栗がたくさん取れるだろうとは聞いていました。


うちの子供が小さかった頃、

たくさんの「イガ」をつけた栗の木の下で木を揺すったり、長い竹の棒で木の上の方をつついたりして、みんなでキャーキャーワーワー言いながら、栗落とししたこともあったなぁ。


硬い栗の鬼皮を、どうすれば効率よくむけるのか、

ばあちゃんは、長年いろいろと試行錯誤してきたようです。

渋皮というんでしょうか、

中の薄い皮ですが、

これもうまくむく方法も、栗の産地のテレビ番組でいいやり方をやってたとか、いい道具があったとか、折々にばあちゃんから聞いてきました。


皮むきは、

ばあちゃん達だけでは大変なので、周りの人間が手伝い、むかれた栗は栗おこわ用などのために冷凍保存されてました。


子供が小さい時は、 

ばあちゃんからもらった栗で、モンブランの上に乗ってるマロンクリームを作ってみたこともあります。

随分ざらざらしたマロンクリームだったけど。


最近は、茹でた栗をもらったらそのままキッチンバサミで半分に切って、小さいスプーンでほじって食べる!

これが一番手っ取り早い!!


じいちゃんとばあちゃんは、子供が生まれると木を植えてきたみたいで、栗の木も、夫の兄弟が生まれた時に植えたと聞いています。

植えてから何十年もたってます。


木を植えて、その成長を待つというのは、

気が遠くなる思いです。


木が育ち、人間が育っていく。

今年も栗を味わえることに感謝して。