何の野菜をビニールハウスの中に植えるかは、ほぼ夫が決めています。

夏はトマト、きゅうり、ピーマン、ナスは定番ですが、それでも植える場所が残った所に、私も植えたいものを植えます。

今年は「オクラ」と「インゲン豆」です。

これを植えてみたかった理由。

それは

「お店で買うと、値段が高いから。」

特にインゲン豆は、56本入りで200円くらいのを見かけたことがあり、こんな高いもの買えるか!と思ったものです。

インゲン豆は今年全くの初めてのチャレンジで5月中頃に苗を探したのですが、苗屋のおばさんが、

6月中頃くらい、しっかり暖かくなってから種を植えれば、ぐんぐん大きくなりますよ〜」と言うので、その言葉を信じ、ハウスに種を植えました。

それほど背丈が大きくならないだろうという予想を裏切り、ひと月後には私の身長も超え、立てた支柱は全く高さが足りず。

ハウスの天井にぶつかり始め、

「ジャックと豆の木」という話があったけれど、きっとその作者もこんな感じの豆の成長に驚いて書いたのでは、と思うくらいするすると成長。そしてまたしても私が幼い頃に見た「ジャックと豆の木」さながら、ジョワジョワと制御不能なくらい葉が生い茂ってきました。ホント、ジャングルみたい

でも、なかなか花が咲かず心配になり、

「このまま、終わってしまうのでは

と思い始めた7月下旬頃、ぽっと白い可愛い花が咲いて感激!

それからというもの花が乱れ咲き、順次、実もなって取っても取っても収穫が追いつかないほど。

隣に住むじいちゃんが

「売りに出したら〜」というくらいの豊作に。

自分が知る限りの料理法でおかずにし、

食べましたが、

子供に好評だったのは「天ぷら」。

醤油より塩をぱらっとかけて食べたら、

豆や、さやの甘味倍増、美味かった!お酒のつまみにもGoodです。

生のままでも、茹でてからでも冷凍OKだそうで、我が家の冷凍庫の三分の一くらい、インゲン豆の入ったジップロックが占領しているので、これからじっくり食していきますよ。

でも笑ってしまったのは、インゲン豆の胡麻和えを食卓に出した時。

それを噛むごとに歪む夫の顔。

噛むと「キュッ、キュッ」となるのが前からかなり苦手だそう。

それなら言ってくれればよかったのにね。

でも夫がこの夏、インゲン豆の支柱を立ててくれたり、茂り過ぎた葉を落としたりしてくれていたことに、密かに感謝です。