我が家の裏庭は、西側にあります。

裏庭へ出ると毎日違う、美しい夕焼けをみることができます。


胆振東部地震が起きて、早4年が過ぎようとしています。

私が住む町も、地域によって違いますが一日から二日間ほど停電になりました。

我が家は太陽光発電しているので、たまたま晴れたその日、ソーラーパネルのおかげで洗濯機を回したり、携帯電話を充電したりすることはできました。

カセットコンロでご飯を炊き、家中の懐中電灯を用意して、経験したことのない夜に、大人も子供も、少しドキドキしていたように思います。

たまたま外に出て、裏庭の西の空を見上げた時に、子供達が「息を飲んだ」のが聞こえたような、そんな気がしました。

音を立てて、降り注いで来そうな、

満天の星空。

こんな北海道の小さな町でも市街地は街灯も多く「降るような星空」は、普段は見られません。

でも、町の電気が消えてしまったこの日の夜は、

我が家の裏庭の夜空も、いつまでも見つめていたい、素晴らしい星空でした。

この大地震による停電で何日も学校が休みになるなど、震源から遠く離れたこの町でさえ、自然の威力の前に私達の無力さを痛感しました。

9月6日はあの星空と共に、私や子供達にとっても忘れられない日です。