5月1日に観に行った「小さき勇者たち~ガメラ~」
一言しか書いてなかったんですが、TBを下さる方もいらっしゃったりするので、もうちょっと書かないと申し訳ないなぁ・・・かなりネタバレです。
母を亡くした少年・透がときおり光る赤い光を不思議に思い、何だろうとばかりに見に行くのですが、結構遠い島まで泳いでって・・・さすが海辺育ちだなぁ。
その島で見つけた赤い石に乗った卵
その卵から孵ったカメに、母が自分を呼んでいた名前『トト』と名づけます。
このカメ“ケヅメリクガメ”というそうですが、すんごくカワイイんですよ。
思わず欲しい!って思っちゃった。ま、飼えませんけど。
「トト」と名づけられたガメラはどんどん成長していきます。
その成長の早いこと早いこと。
この辺りはほっとした感じで大笑いしながら見てました。
そしてとうとう透の住んでいる町にジーダスが現れます。
その頃になると、トトもかなり大きくなって家に隠しておくことも出来ず、使われていない小屋に隠していましたが、いなくなったのに気づいた透たち、一生懸命探しているところに現れるジーダス!そしてあわやというところにトトがやってきます。
しかしまだ子供のトトはやられちゃうんですね。政府につれていかれる力尽きたトト。
道端を追いかける徹。もう思わず涙がじわ~ですよ
手術をするために大きな病院へ入院した隣の女の子麻衣。
手術の成功を祈ってトトの卵の乗っていた赤い石をお守りにと透は麻衣に渡します。手術が終わり、朦朧とした意識の中で『赤い石をトトヘ、トトに赤い石を返さなくちゃ』とうわごとのように繰り返す麻衣。
それを聞いた透は翌朝早く、麻衣の元へと友達と三人で出かけていきます。
「トトに赤い石を渡すんだ!」と
しかし名古屋に着いたとき、怪獣ジーダスも名古屋に上陸するわけですよ
麻衣の入院している病院にようやくたどり着きますが、すでに全員避難したあとでした。そして透の書置きを見て迎えに来た父に見つかります。
避難した麻衣はとにかくトトに赤い石を渡さなければという思いで、ベッドを抜け出します。それに気づいた両親、看護士達に連れ戻される麻衣。
『トトに、この石をトトに』うわごとのように繰り返す麻衣をじっと見ている女の子(推定5歳ぐらい?)「トトに届ければいいのね?」と赤い石を受け取り走り出します。
逆方向に走る子供ですから、すぐに大人に止められてしまいます。
ここからの子供達のリレーが凄いんですよ!
赤い石とともに『トトに!』という想いが受け渡されていきます。
大人に止められた時、力尽きそうになった時・・・
とうとう透の友達にたどりつきます。またこの子達が避難場所に向かう途中、道に迷ってウロウロしてたんですよ。もう天の配剤って感じですよ(お話だから、なんていうのは身もフタもないから無しよ)
そして透に渡される赤い石。
瓦礫の中、父と一緒にトトの元へ急ぐ透
ようやくたどり着いたトトの元。
赤い石を「絶対に死んだらダメだ。自爆なんてダメだ」といって渡します。
赤い石を食べたトトは空飛びます!ぐるぐる回ります。
トトのお腹が赤く光りだしたとき、自衛隊員にあれは自爆のサインだから、早くこの場を離れなさいといわれますが、透は約束をしたのだから、絶対に自爆はしないと戦いを見守ります。
ジーダスをやっつけたトトの元へやってきた参事官と自衛隊。
トトは渡さない。と立ちふさがる透。そして続々とやってくる子供達。
結局トトが飛んでいくのを見てることしか出来ませんでした。
最初はこの二人?一人と一匹(?)のトトの物語だと思っていたのですがそのうち友達兄弟・隣の女の子も巻き込んでいくところまでくると「なるほど!この5人で小さき勇者たちなんだ」なんて思いながら観ておりました。
しかし、終盤の子供達のリレーまで来ると「みんなで勇者たちなんだ!」と・・・
このリレーの時にはもう溢れる涙ですよ。
とっても面白い作品でした。まあ特撮としてはどうよ?って思う部分も無きにしも非ずって感じですが、少年と動物(?)の交流物語としてはすんごく感動しました
続編が出来たらぜひ見たいと思います。