このブログでは“いい音”がテーマのひとつですが、演奏するという視点に置いては、少しいい音についての考え方が違います。
もう少しくだいて言うと、ひずんだ音やにごった音、変な音だからといって、僕はそれを悪い音とは思っていません。
実は最近テルミンという楽器に興味がありまして、そんな事を思い返しておりました。
テルミンという楽器は、単音では微妙な音というか、ピアノの様な心地よい音ではありません。
しかし、それなりの方が演奏すると、まるで歌声のようにも聞こえたりするから不思議です。演奏を観れば引き込まれて行く方も少なく無いと思います。
つまりそれは、演奏者の心が表現されているからです。
他にももっと単純なところでは、ただ机をドラムの様に叩くだけでも、心が楽しくなる事があります。
ひどいだみ声のボーカルが心にしみる事もあります。
そんな風に、音楽というのはとても自由で、感動を伝えることさえできれば、どんな楽器でも成立しうるという事がわかります。
僕はいい音を出すスピーカーの販売が仕事ですが、常々音楽の自由さについては忘れない様に心がけています。
どんな音楽を聴くか、どんな楽しみ方をするのかを決めるのはあなたです。(^^)