◎心に残る 〇良い ◇良いが不満も △普通 ▲残念


2023.03.24
△▲エージェント : ライアン (吹替版) 

  米作家トム・クランシーのベストセラー小説を原作に、CIAエージェントのジャック・ライアンが活躍するドラマ。
 これがアメリカCIAの実態?正義の名のもとに国内外何でもやってしまうアメリカ。TVシリーズではその傾向はどんどん過激に!敵国から見たらアメリカこそ「ならず者国家」に思えるだろう。
 映画を見る者もそして主人公を傷ついたヒーローとしてドキドキハラハラして高揚する。その意味で危険な映画である。


2023.03.15
三度目の殺人 

  是枝裕和監督。同監督のオリジナル脚本の犯罪ドラマ。福山雅治が弁護士役、役所広司が犯人役、広瀬すずが被害者の娘役で出演し、第41回日本アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本、助演男優、助演女優、編集の6部門で最優秀賞を受賞した。
 犯人三隅の弁護を仕方なく担当することになった重盛。三隅は犯行を自供していたが、面会するたびに自供は二転三転する。このままだと死刑は免れない。誰が真犯人なのか?最後までモヤモヤが残るエンディングだった。そうすることだ視聴者の想像力を働かせ、物語に深みをもたせるのは是枝監督の力量であろう。「三度目の殺人」という題名も私には最後まで今も不明。


2023.03.13
ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 

  ミステリ小説の大家アガサ・クリスティーに捧げたという本作。中々の力作である一方軽妙洒脱は面もあり面白い。名探偵ものとして次回作を期待。