5月7日、松山市北条の鹿島に行った。この鹿島に初めて行ったのは、小学校の時教会学校の遠足。そして中高の同級生が北条に住んでいたので夏休みになるとよく鹿島に海水浴に行った。
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鹿島に行くには市営の渡船に乗る。僅か5分弱の乗船時間。65歳以上だと船代は半額。発券機の前に立つと係の人が来たので「明日65歳になるんですけど」というと、「65歳イブですね、おめでとうございます。65歳の料金でいいですよ。」

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船から降りると、渥美清さんの句碑が迎えてくれる。
渥美清さんは風天の俳号を持つ俳人でもあります。この句は北条で詠んだ句。渥美さんは友人の早坂暁さんに連れられこの鹿島によく訪れ宿泊もしたそうです。
渥美さんの句碑の奥に小さく見えるのは、早坂暁さんの句碑です。

昭和とは どんな眺めぞ 花遍路

            早坂暁

島内には他にも句碑が沢山あります。

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鹿島の名前の通り野生の鹿がいます。以前来た時には島内のあちこちにいたのですが、今回島を回ってみて現在鹿は全頭オリに閉じ込められていました。

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渡船場のすぐ近くの海水浴場。40年前はただの波打ち際だったのを人工的に海水浴場としたようです。手前にキャンプサイトもありました。
以前は島の反対側にある水晶浜で泳いでいたのですが。

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島内の案内図。島には周遊路が整備されているのだけど、一部土砂崩れの場所があるので海水浴場のすぐ先で通行止めとなっています。

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この場所は通行止めを自己責任で乗り越えた場所。)こんな周遊路があり、海・空がどこまでも青く砂浜は白い。

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夫婦岩のような島が二組あり、奥の小さな二つの島の間には注連縄が渡されています。

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水晶浜、かつてはここが鹿島の海水浴場。奥の岩は石門と呼ばれているらしい。最近まで岩は繋がっていて門のようにくぐっていたのですが。
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webから拝借。最近までこんな感じだったのです。

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対岸の北条の山並み。腰折れ山と恵良山。

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一周して船着き場に戻って来た。ここから鹿島の展望台に登れる登山道があります。

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登り始めると迎えてくれる巨木。天空の城ラピュタのロボット兵にそっくり。

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展望台からの絶景1。高縄山と大月山が見えます。

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展望台からの絶景2。瀬戸内の美しい風景。

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帰りは急な木の階段を降りる。反対側の登山道も崩落箇所があるらしく途中で通行止めとなっていて、そこから登りに使った登山道に続く迂回路を使い下山しました。