タブロイド9 | YESさんのブログ

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旅中でも、太金氏は宿で酔いが回ると、言っていることが聞き取りづらくなった。
しかし、大林正孝 帝王は飲みの席でも如才なく、聞き取っていないのに、ーな~るほどね~。ーと、相槌を打ったという。
海川氏と菊田氏は、心の中で、ーこの お調子者が!ーと、突っ込んでいたらしい。
太金氏は、都内に戻り、だぼはぜで飲み、二次会で革ジャンを忘れ、すぐに在処はわかったが、ー誰かに着てもらってくれ。ーと、太っ腹なところを見せた。
俺、遠藤が もらい受け、袖を通した時、太金氏と共に西園寺氏の姿が脳裏に浮かんだ。二人は性質は違うが体型、面差しは似ていた。兄弟だから当たり前だが、兄が養子になったことで姓が違うことは、今、言っておこう。
西園寺氏とは、よくもめたが、懐かしく思い返せることばかりだ。俺は、追憶の中に心身を浸した。