
【出演】
南沢奈央、溝端淳平、木村了、岡本玲、石橋杏奈、桜庭ななみ、柳下大、鈴木かすみ、岩田さゆり、松田賢二、甲本雅裕、山本未來、小木茂光、渡辺典子
【監督】
村上正典
“純愛はキレイゴトじゃない”
中学2年生の春、芽衣の初めての恋は失恋で終わった。
そんな時、芽衣は静かな優しさを持つアツシと出会う。

ふたりの誕生日は同じ‘1992年2月29日’。
しかも幼い頃にすでに出会っていたことを知り、運命的なつながりを感じ……次第に惹かれあっていく。

「運命って信じる?」
「信じるよ」
芽衣は、この恋がずっと続くと信じていた。
しかし、ふたりの間に隠された悲しい過去を知ったアツシは、芽衣の前から突然去ってしまう。
どん底に突き落とされた芽衣に、次々と降りかかる衝撃的な出来事。
大切な人の死、ドラッグ、DV……。
絡みあう赤い糸に導かれ、芽衣は運命の相手と結ばれるのだろうか?

自分の想う人が本当に運命の人なのか、迷い傷つきながらも前向きに恋をする芽衣と、言葉数は少ないが、さりげない優しさをもつアツシの……ピュアで切ないラブストーリー。
作品の出来云々は置いといて~(語るほどの内容ではないので?)主演の南沢奈央が可愛い。
助演の桜庭ななみ、石橋杏奈も可愛い。
要するにこの3人が出ているということだけで観てみました


失恋、イジメ、ドラッグ、DV、親友の自殺未遂(かなり高い屋上から飛び降りたのに、数日の入院だけで済む奇跡!)、記憶喪失、事故死、両親の離婚、隠された出生の秘密……等など、次々と主人公やその周りの人たちを襲う超テンコ盛りでベタな悲劇の数々。
「どんだけ不幸に見舞われるんだよ」と、ツッコミどころ満載の展開!
意外と呆気ないラストに「???」となりましたが、これはテレビドラマと連動の映画らしく、本当の結末はドラマ版で描かれているらしい。
南沢奈央は新しい彼氏からビンタされるわ、ボディにパンチを喰らうわ、自転車の列に突き飛ばされるわ……とこっぴどい目に!
それでも「唯一、私を守ってくれた人だから」と慕うその姿は、あまりにも切なく健気すぎる。