
エディ・コクランの曲に、忌野清志郎が露骨すぎるくらい露骨な原発批判の歌詞を乗せた、1988年……今から23年前に発表されたナンバーです。
(泉谷しげると三浦友和も参加している)
当時はアルバムが発売中止になったらしく、放送禁止歌だとも聞いていたので、いきなりラジオから流れてきてビックリ!
ちなみに、こんな歌詞です。

暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース
熱い炎が先っちょまで出てる
○○地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース
寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い (悪かったな、何だよ)
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ、根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース
(原発という言い方も改めましょう。何でも縮めるのは日本人の悪い癖です。正確に原子力発電所と呼ぼうではありませんか。心配は要りません)
あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース
電力は余ってる、
要らねえ、もう要らねえ
電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない
原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ
電力は余っているよ
要らねえ、危ねえ
いかにも清志郎らしいプロテスト・ソング。
もし清志郎が生きていたら、どのような発言をし、どのような行動をとっただろう……。