予定通りに開幕をする意向のセ・リーグに対して、ヤクルトの宮本選手がこのような意見を述べていました。
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ヤクルト・宮本慎也選手が、公式戦を予定どおり開幕させることを訴えるセ・リーグ各球団に対し、疑問を投げかけた。
プロ野球選手会の前会長でもある宮本は、今月25日の開幕について「納得する理由が何もない。無理じゃないかと思う」と話した。
「パに合わせること、同じ開幕にすることが一体感になる」と繰り返した。
「被災者を勇気づけるため」というセ側の主張に対しては時期尚早という考えを示す。
「復興がある程度、見えたときに。今(勇気付ける論調が)あるのは思い上がりの面がある」と厳しい口調だった。
チーム側は「選手の理解がなく強引には持っていかない」とし、今週いっぱいで結論を出したい意向を明らかにした。
~ということです。
選手側の意見も分かるし、セ・リーグ側の意見も分かるし……これは難しい問題ですね。
ただ現在のような状況で東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアムでナイトゲームを行った場合、世論から大きい反発の声が出るのは必至!?
一方……。
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巨人・渡辺恒雄球団会長がシーズン開幕を厳命した。都内ホテルで行われた燦燦会で「明るい活力を持って国民の大衆に見せることができるのはプロ野球」と、被災地復興のために全力プレーをみせるよう選手に要望。
「開幕を延期しろとか、プロ野球しばらくやめろとか俗説がありましたが、大戦争のあと、3ヶ月で選手から試合をやりたいと声がありプロ野球を始めました。フェアプレー、緊張した試合をすれば見ている人は元気が出てエネルギーが出て生産力が上がる」とやや時代錯誤な例を持ち出しての自説を展開。
滝鼻オーナーは「放射能が飛んでくると言っていたが、あれが野球ができない数値なのか。もっと科学的に考えたほうがいい」
清武球団代表も「条件が許せば25日にやりましょうということ」と強調。
ただ選手会側は、パ・リーグ同様にセ・リーグも延期することを主張しているらしく……果たしてどうなるのか?
いまプロ野球を開幕することで、被災者の皆さんに本当に勇気を与えることが出来るのか?
野球は好きだけど、まだ今はそれどころじゃない……という気持ちの方が強いのではないのか?
とにかく選手、球団、そしてファンが納得するような形で開幕を迎えてもらいたいです。
野球は……というよりスポーツ全般は、感動と勇気を与えてくれるのは間違いないと思うので!
と……先程、今日の関東地区の電気消費量が限界に達して、突発的な大停電が起きる可能性もあるため、更に節電に協力してほしいとの報道がありました。
今日はかなり冷え込んでいるので、暖房をつけているところが多いからでしょうか。
こんな状況ではますますセ・リーグ開幕は厳しくなってきた?