【出演】
寺島進、 浅野忠信、池脇千鶴、吹石一恵、尾野真千子、加瀬亮、西門えりか、菊地凛子、伴杏里、貫地谷しほり、夏帆、田中星児、森下能幸、庵野秀明、志賀廣太郎、津田寛治、水橋研二
【監督】
ナイスの森（石井克人、三木俊一郎、ANIKI）
幕開けは、謎の漫才コンビ“ホクロ兄弟”によるオープニングショー！
少女ハタルと宇宙空間に飛び交う3つの玉。そしてそれを見守る“何か”。
三者の不思議なバトルが繰り広げられる『ハタル少女』。
女にモテたい一心でギターを練習している兄マサルと、それを無理やり聴かされている弟マサオ。
やがてふたりは口喧嘩を始める『GUITAR BROTHER EX+1』等々……（くだらない）笑いのオンパレード！
21ものショート･ストーリーがリンクする2時間30分の大作（？）です。
途中で‘A面終了’の告知が入り、ただずっと‘休憩’の文字だけが映し出され……3分後に‘B面スタート’。
全く意味のない休憩（笑）。
豪華な役者陣が意外な役で登場して披露するボケに、ツッコミを入れながら気楽に楽しめるオバカ･コメディ。
貫地谷しほり、夏帆、伴杏里の超豪華ユニット（
）による‘森のいたずらバンド’THE VOLUMEの演奏は観応え＆聴き応え満点……です！？（ちなみに3人とも台詞は、なし）
とにかくこれほどくだらない映画はそうそうない！
意味のない（分からない）超シュールなストーリー（ていうか、ストーリーとも呼べない？）の連続にはじめは戸惑いつつも……いつしかトリップ状態に陥り、笑いが止まらなくなる……かも。（たぶん）
ラスト、変な振り付けのダンスを延々と踊り続ける加瀬亮。
「まだ続くのかよ！しつけえよ！長えよ！」
と思いながらも……何故かいつまでも見ていたくなるから不思議。
モテない3兄弟もインパクト大。
そして、この作品の（どうでもいい）キーワードは、「合コンピクニック」と「ピコリコ星人」。
『ナイスの森』は、日本版『モンティ･パイソン』か！？