
【出演】
榮倉奈々、谷村美月、柄本佑、石田法嗣、浜崎貴司、石井正則、中村麻美、織本順吉、大地康雄、田島ゆみか、波瑠、山田辰夫、伊藤さやか
【監督】
岩田ユキ
高校の吹奏楽部の指揮者・秋元加代子は何でも出来、成績も良く東京の大学に進学すると決めている優等生。
中学からの同級生で野球部の西巧はいつも加代子を見つめていた。
そんな西に「オレ、加代ちゃんが好きなんだ」という同じく野球部でエースの佐々木富蔵。
絡むことのない西と加代子の視線……近づく加代子と佐々木の距離。

一方、加代子のクラスメートで、ロックにのめり込んでいる白田恵は音楽ライターを目指している、ちょっと天然の女の子。

ある日、恵と同じようにロックが大好きな軽音楽部の辻本一也と屋上で出会い、音楽談義で盛り上がる。
そしてもうすぐ高校最後の文化祭、辻本は作詞を恵に頼む。
沢山の痛みを通じてあふれ出た恵の言葉が、加代子に響き、佐々木や西にも影響を与えていく。
そして……五人それぞれの思いが交差していく中で季節は移り変わり、別れの日が近づいていた。
榮倉奈々&谷村美月の共演ですが、二人の絡みはほとんどなし。
冒頭、ほんの一言の会話だけで、後はそれぞれの物語が展開していき……ラスト近くになってやっと面と向かって言葉を交わします。
「白田さん!さっき辻本君が歌った曲、白田さんの作詞なんでしょ?凄いよかった!」
「……え」

この二人の共演を楽しみにして観たのに、肩透かしを食った感も無きにしもあらず!?
しかし谷村美月は、淋しそうな表情が似合う女優だ!
※『時かけ』の田島ゆみかが谷村美月の後輩役で出演……て、今と髪型や雰囲気が違うので全く気付かず……エンドロールで名前を見てビックリ!