～君のいる未来へ～
『君恋』も遂に最終回。
亜美役の木南晴夏は～
「え？仲直りしたの？」
「うん、なぜか弟のおかげで」
「あいつ、いいとこあるじゃん！……あぁあぁ～わたしにも運命の人が現れないかなぁ……」
「やっぱり運命だったのかな？」
「……許せない。もうノロケてるんですけど！」
（10年後も亜美ちゃんは独身なんですよね
）いっつも里花のアパートに入り浸っている亜美。
未来から来た博のことを知っていたのだろうと里花に詰め寄られた弟は、
「え？知らないよ……未来人とか」
「まぁ、あんたはどうでもいいんだけど……ね、小野沢。ホントにあの人、このまま未来に帰しちゃっていいの？」
「……ね、亜美ちゃん。わたしは10年後、そんなに変わってると思う？」
「そりゃあ変わってるでしょ、確実に」
「え？」
「まず、シワが増えるでしょ。あとシミとかソバカスもできそう。月日には勝てないんだし、いつまでも若々しくはいられないんだからね。でもわたし、ハートだけは老けたくないの」
「ハート？」
「うん、ハートだけは、心だけはいつまでも変わらないでいられるかもって思う。さらに洗練された大人になって、ステキな人に愛されたい……そんな10年後だったらいいなぁ」
「ありがとう、亜美ちゃん。わたしもそう思いたい」
そして里花は未来に帰る博を追いかけ……。
「結局、僕はもう一度君と恋するために、10年後からやって来たんだ」
「もし、あなたが未来に帰って、ドアを開けて、それでもまだわたしがいたとしたら……あなたの家にわたしがいたら、その時はもう少しだけ我慢してあげて。心の奥のどこかでは、あなたを絶対に愛しているから。10年先も愛してる……」
「その言葉、忘れんなよ」
「でも忘れちゃうんでしょ？」
「あ……そうだった」
「……忘れない！この気持ち、絶対に忘れない！」
『時かけ』での和子と深町の別れの時の……
「記憶は消えても、その約束だけは心で覚えてるわ」
このシーンを彷彿とさせるような里花の言葉でした。
‘10年先も恋してますか？’
いいドラマだった～～『10年先も君に恋して』