『毎日が夏休み』 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

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夏休み……と聞いてパッと思い浮かぶ作品といえば……。

『毎日が夏休み』(1994)

【出演】
佐野史郎、佐伯日菜子、風吹ジュン、小野寺昭、高橋ひとみ

【監督】
金子修介



「お弁当持ったし空気もうまい!今日も元気に登校拒否だ!」


登校拒否の優等生の女子中学生スギナと出社拒否のエリートサラリーマンの義父。
近所の偏見や母親の反対など何のその……二人は結託して‘便利屋’の会社を設立し……。
スギナは学校では得られない夏休みそのもののような自由と喜びを体験し、成長していく。

家族の絆の在り方を優しい視点で描いたファンタジック・ストーリー。


佐伯日菜子をメインにしたアイドルチックな作品……というよりは、娘の目を通して語られる佐野史郎演じる義父の成長物語といった方が正しいかも。


「あの日私は、眩しい永遠の夏休みを手に入れたのだと思う」

ラスト……大人になったスギナの語りが胸に染みます。


観終えた後に爽やかな気分に浸れる……そんな作品です。