~ギャル先生VS.変な敬語と演歌魂~
【あらすじ】
ハルコは生徒のダイアナがバイト先のファミレスで間違った敬語を使わされていることを知る。
それは‘バイト敬語’。
ハルコはバイト敬語を使いたくないと店長と口論するダイアナを目にし……。
朝からやり合う犬猿の仲のハルコと鷹栖。


「お前は大穴だ!」
「は!大穴に賭けなかったこと、絶対に後悔させてやっからねっ!」
‘敬語’についての授業。
最初は順調に進んでいたものの……。


ダイアナからファミレスのバイト敬語について質問され、大混乱。


「バイト敬語!?」
「バイト敬語、ご存知ないんですか?」
「……え!?いや……あ~あれね!アハハハ……」
そして……生徒達を連れてダイアナのバイトするファミレスに行くハメとなり……。
ファミレスのバイト敬語に戸惑う生徒達にレクチャーするハルコ先生。

と、ダイアナから鋭い質問。

「日本人はなぜ間違った敬語を使うの?」
「いや……なぜって……」
「信じられない!」
「彼女が怒るのも無理はありません。私達は正しい日本語を学びたいのですから」
「……」
間違った日本語を喋りたくないと店長と口論をし始めるダイアナ。
ハルコは慌てて止めに入るも……。


「お宅の教え方が悪いんじゃないの?」
「はあ!?」
「辞めて貰ってもいいんだよ!」
「言われなくてもね、こっちから辞めてやるわよ、こんな店!行こ、ダイアナ」
「わたし、辞めるって言ってない」
「えっ!?」
「ハルコのバカー!」
「え~~~!!」
翌日の授業、ダイアナは欠席。
生徒達から「ダイアナを助けてやれ」と言い寄られたハルコは、ダイアナと会い……。

ハルコ達は鷹栖に内緒でダイアナのバイト捜しに奔走。

と、そこに鷹栖が現れ!
「早っ!」
「何をやってるんだ!」
「もう一度あのファミレスに行ってお願いしてきます!」
「無駄だ!あの店はなくなるかもしれない」
「は?」
店長を訪ねたハルコとダイアナは経営が悪化して閉店の危機だと聞かされる。


「ダイアナ、前にさ、日本人はどうして間違った敬語を使うのかって聞いたよね。たぶんね、あれはお客さんに喜んで貰おうと思う気持ちなんじゃないかな。美しい言葉じゃないけど、軽い気持ちで言ったんじゃないんだよ。ただお客さんを思いやる気持ちがそうなっちゃったんだと思う」
「思いやる?わたし大好きです。日本人の人情は美しいですから」
その時、ハルコはある秘策が頭に浮かび……。
生徒特製の本場の料理を店長に食べてもらい好感触!


続いては‘正しいバイト敬語’講座!

ハルコ先生、大張り切り!
ハルコ、渋谷、鹿取はダイアナと共にファミレスの売上アップに尽力!


「先生、ありがとう」
そして……。


「え?ファミレス潰れちゃったんだ?」
「結局、業績が回復するまではいかなかったみたい」
「ダイアナさんは?」
「新しいバイト見つけたみたい。ウェイトレスとか言ってたけどね、また」
廊下で「天城越え」を熱唱するダイアナ。
「ダイアナ!授業始めるよ!」
「はい!喜んで!」
「あれ?どっかで聞いたフレーズ」
「今度は居酒屋か~」
「はまぎ~~ごえ~~~♪」
「……はまぎごえって……何!?」
※来週は極道の世界に憧れているマリーが事件を引き起こす!
果たしてハルコ先生は無事に解決できるのか!?