『告白』 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

先日、TOHOシネマズ日劇のレイトショーで鑑賞。

『告白』



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【出演】
松たか子、岡田将生、木村佳乃

【監督】
中島哲也



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とある中学校の雑然とした教室。
終業式後のホームルーム。
1年B組、37人。
教壇に立つ担任・森口悠子が突然、淡々とこう語りだします。

「私の娘が死にました。
警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。
このクラスの生徒に殺されたのです」



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※ここからはネタバレがあります。
ご注意ください。























とにかく全編、息苦しくなるほど……暗い、重いそして惨い。

観ていて憂鬱な気分になりました。

好きか嫌いか……と聞かれたら間違いなく‘嫌い’と答えます。


でも凄い作品です、これは!

あまりおおっぴらにオススメ出来る内容ではありませんが、観ないと後悔するかも……ですよ!?



松たか子の抑えた演技が見応え満点。

終始、無表情、無感情、全く抑揚のない台詞回し……逆にそれが底知れぬ殺意を感じさせます。


「これがわたしの復讐です」

この復讐の仕方が間接的だけに余計恐ろしい。


そして最後の最後、この台詞には思わずゾクゾクッと鳥肌が!

「これからあなたの更正の第一歩が始まります…………なぁんてね」