「クライマーズ・ハイ」 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

昨日、フジテレビで放送された「クライマーズ・ハイ」は、なかなかの面白さでした。

横山秀夫の原作(抜群にいい!)は読んでいたものの、映画は見逃したままだったんですよね。

原田真人監督らしい‘骨太’な内容で、終始緊張感に溢れており見応え十分の重厚な作品だった。
(因みに原田監督の最高傑作は「KAMIKAZE TAXI」だと思う)

大胆なカメラワーク、カット数の多さにも驚き。

またキャストも主演の堤真一を始め、山崎努、堺雅人、田口トモロヲ、遠藤憲一など最高の布陣を揃えていたが、中でも蛍雪次郎が強烈な印象を残した。
この人は地味ながら本当にいい役者だ。
名脇役として数々の作品に出演しているが、どんな役でも完璧に熟す職人と言ってもいい。
いまひとつ一般的には知名度が低いようだけど、もっと高い評価を受けてよい役者の一人なのでは。