競馬のエチケット? | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

先日、競馬に行ったときのこと。

レース確定後、いきなり大はしゃぎし始めたオジサンが一人。
的中して喜ぶのはともかく、あまり度を過ぎた喜び方をすると、即座に周りの反感を買うことになる。

なんせハズレた人間の方が圧倒的に多いのだから。

おもいっきり舌打ちをする人、殺意のこもった目で(?)睨み付ける人、他人の喜ぶ姿など見たくもないと黙ってその場を去る人…。

しかしそのオジサンは、周りの反応などお構いなしで、異常なほどの喜び方をし続けている。

すると一見、脛に傷持つ風の強面の中年男性がキレた!

「うるせー!当たったときは、黙って喜べ!それが競馬のエチケットだ!」
と、ものスゴイ迫力で一喝!

その瞬間、周りにいた人達は心の中で強面の男性に盛大な拍手を贈ったことは間違いない。

そして‘狂喜乱舞オジサン’は、ビビった顔でスゴスゴと退散して行った。

でもボクは見て知っている。
その強面男性がその前のレースの後、「よし、よし!やった!」と人目を憚らず、大喜びしていた姿を…。