逃亡劇? | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

仕事を終えて帰ろうとしているところにデスクの電話が鳴った。
ナンバーディスプレイを見ると、覚えのある番号が表示されていた…ゲゲッ、口煩いネチネチ野郎が担当の取引先からだ。

帰る間際に電話に出て、ゴチャつくのなんて勘弁なのでさっさと退散することに!

後輩が電話で話しながら周りをキョロキョロしている。どうやらボクを探しているようだ。

見つかったら万事休す、ボクは急いでドアへと一直線。

すまん、後輩…あとは任せた。
運が悪かったと思って、今日のところは生贄になってくれ!

な~に、どうせいつものことで、10分くらい文句を垂れれば気が済む単純野郎だから、右から左に聞き流しとけば問題なし。

「先輩~!」
ドアを出るとき、後輩の縋るような声が聞こえたような気もしたが、幻聴ということにしとこう^^;
ソッコーでエレベーターに乗り込み、会社を後にした。
何となく逃亡者の気分だった?!