小説の話 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

エルドラドのブログ 「言魂」-Image018.jpg
今日は、太宰治が入水自殺をした日なんだそうな。(今から61年前)

考えてみれば、太宰の本は「人間失格」「走れメロス」くらいしか読んだ記憶がないな。

本といえば…最近読んで面白かった小説。

「乱反射/貫井徳郎」
それぞれの些細な話が複雑に絡み合い、やがてそれが徐々に重なっていき、その結果悲劇が起きてしまう様が群像劇で繰り広げられる。
人間のエゴが緻密に描かれていて、重い題材ではあるものの、心に残る作品だった。


もう一つが「女優仕掛人/新堂冬樹」
芸能界でのし上がるためならどんな手段も厭わない新人女優と辣腕マネージャーの壮絶な姿を、これでもかとばかりに描写した新堂カラー満載の内容。
あくまでフィクションとはいえ、この作家は芸能プロモーターの過去もあるだけにもの凄いリアリティを感じた。