マジビビり話 | エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

エルドラド 「時をかける言魂」 『時かけ』と仲里依紗に魅せられて

ただの戯れ言?!またはエッセイのようなもの。
そしてボクは時をかける。

先日の夜遅い時間、近道をしようと淋しい裏道を歩いているとき、いきなり男から声を掛けられた。
「スイマセン」たどたどしい日本語で話しかけてくる…ボクは一瞬、ビビった。
190はあろうかという大男…白人の外国人だった。
しかも短めの髪に顎髭を蓄えたその顔は、元WWEのスーパースター、‘ストーンコールド’スティーブ・オースチンを連想させるかのような雰囲気で、かなりの迫力だ。

ヤバい!こんな大男にもし襲われでもしたら、一発KOは間違いない!下手したら死ぬ。

いや、待てよ。ここは新宿一丁目…てことは、二丁目の直ぐ近くだ。
もしかしてアッチ系の人だったりしたら…ますますヤバいぞ!
どう説明しよう?
「違う!オレはノーマルだ!男には興味なんかない」
でも日本語が通じなかったら…英語ではなんと言えばいいんだ?…えぇと…ボクの妄想は悪い方へ悪い方へと傾く。

するとその男はこう一言。
「チカテツのエキハ、ドウイケバイイデスカ?」

道を尋ねただけかい!
新宿御苑前駅までの道のりを教えると、男は「Thank you」と爽やかな笑顔を返し、去って行った。

変な疑いをしてしまって申し分なかった…許してくれ、オースチン。