《最も敬愛する映画監督・大林宣彦作品ベストテン》
・1位→「ふたり」
(これぞ大林作品の最高傑作と言っても過言ではない。初主演の石田ひかりが好演。尾道のノスタルジックな風景と哀感漂う物語が見事に融合)
・2位→「さびしんぼう」
(‘別れの曲’を聴いただけでも条件反射のように涙腺が…。‘人が人を恋うるとき、人は誰でもさびしんぼうになる…’わかります)
・3位→「転校先」
(リメイク版もよかったが、やはりオリジナル版に軍配。小林聡美の体当たりの演技に脱帽。単なるコメディーと錯覚している人も多いが、実は切ない話なのです)
・4位→「時をかける少女」
(原田知世がなんと可憐なことか。拙い演技が逆に魅力になっている。台詞が凄く綺麗な日本語なので心地良い)
・5位→「青春デンデケデケデケ」
(ボクの学生時代とかなりリンクした内容なので、烈しく感情移入した。文化祭でのライヴシーンには、かなり燃えます)
・6位→「HOUSE」
(大林ワールド満載の劇場デビュー作。当時としては、相当画期的な映像表現だったのでは)
・7位→「異人たちとの夏」
(片岡鶴太郎が素晴らしいの一言。別れを前に親子でスキヤキを食べるシーンは、涙無くしては見られない)
・8位→「あした」
(群像劇だが、きちんと一人一人にスポットが当たっている丁寧な作りに監督の温かさが感じられる)
・9位→「はるか、ノスタルジィ」
(非常にパーソナルな内容なので、好き嫌いがはっきり別れる作品かもしれない)
・10位→「北京的西瓜」
(実話を基にしたハートフル・ストーリー)