夏の終わりに
去年生徒さんが送ってくださった、とろけるように甘くてジューシーな薫り高いいちじく。
こんなに中まで真っ赤なものは、この辺ではなかなか手に入りません。
なんと今年もたくさん送ってくださいました。
私はこの先、お店に並び始めるいちじくをみるたびに
そのお心遣いを思い出し、温かい気持ちになるのでしょう。
熟すまで木にならせておいて、朝ひとつずつ丁寧に農家さんがもぐそうです。
こんなに贅沢ないちじくをお菓子にしてしまうのは本当にもったいないのだけど
思い切ってタルトにして焼きこんでみました。
写真は去年作ったタルト。焼くとこんな風になります。
今年はさらにパータフォンセにクレームダモンドピスターシュヴァージョンも作ってみました。
サックサクで塩気のきいた生地と、いちじくのジュースがしみ込んだクレームの組み合わせ。
本当にシンプルな、焼きっぱなしのお菓子だけれど
果物をおいしく食べるには、十分。
いちじくを送ってくださった生徒さんに、お礼に2台お送りしました。
お口に合ったようで、良かった。