映像化するとカバーの装丁が変わる本は多いですよね。
映画化、ドラマ化の場合はその主演の俳優さんが、アニメ化の場合はそのアニメが表紙を飾ることになります。
僕の蔵書の中にもそういうものが何点かあります。
消費者に対するアピールとしてはとてもわかりやすくて、売れ行き増に直結するとは思うのですが……個人的にはあまり好きではありません。
装丁まで含めて、「一冊の本」だと僕は思っていますので、表紙を宣伝のために使うのはどうもなあ…という気分なのです。ま、仕方ないですけどね。
今日買ったのは、
「すべては海になる」 山田あかね (小学館文庫)
表紙を飾っているのは、俳優の佐藤江梨子さんと柳楽優弥さん。
そう、これも映画になるんですね。
ただ、この本の場合、映画化がなければきっと読んでみようとは思わなかっただろうから…一概に悪いとも言えないんだよなあ。