先日、発表されました通り片寄優が引退となりました。

まだ若い選手ですし、伸び代しかない選手でしたから残念ですが、私は昔からポリシーがあり選手の引退は選手に決めさせる、というものがあります。

色々なものを背負い、色々なものを犠牲にしながら闘っている選手達ですから、引き際ぐらいは自分で決めさてあげたいと思っています。




片寄は将来を嘱望されたストライカーとしてトップチームに加入。

スクールからジュニアユース、ユースを経てトップチームに昇格したのは安田に続き2人目。

大事に鍛え上げてきた選手は、その得点感覚と人とは違うプレーから違いを生み出せる選手でした。

チームが苦しい時に力を発揮し、驚くようなプレーでチームを救う。

他が持ち得ない特別な能力を有した選手だったと思っています。





もう少しプレーして欲しかったのは素直な気持ちです。

でも、片寄の決断を尊重したいですし、それが一番正しい選択であったと思えるように、片寄にはここから先の人生を楽しんでもらいたいと思っています。

片寄のような選手には滅多にお目にかからないですし、直向きで、真面目で、どんなときにも突き進める信念を持った選手に会えて幸せでした。

本当にありがとう。

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 日頃より、温かいご声援を賜り誠にありがとうございます。この度、片寄優(19歳)が2020シーズンをもって引退することになりましたので御報告致します。

■氏名:片寄 優
■背番号:14
■ポジション:FW
■年齢:19歳
■在籍シーズン:2018-2020
■リーグ通算出場試合数:4試合 
■カップ通算出場試合数:6試合
■コメント:
 この度、2020年シーズンをもちまして引退することを決意しました。小学6年生の頃からスフィーダ世田谷FCのスクールへ通い始めて、中学1年生から今までの8年間、チームに所属させていただき沢山のことを学ぶことができました。これまでの思い出を振り返ると辛くて苦しい時期もありましたが、それ以上の喜びや楽しさなども沢山感じられて、とても濃く充実した8年間を過ごすことができました。トップチームへ昇格してからの2年間は試合に出場することが少なくなり、チームに貢献することができなくて申し訳ない気持ちもありましたが、その中でも私がこのチームから得たことは沢山あります。チームの成長を心の底から喜び合えてどんな時も一緒に頑張り続けてくれる素晴らしい仲間に、お互いのことを尊敬し合える監督やコーチ、スフィーダに関わってくださるスタッフの方々、いつも試合会場まで足を運んで応援してくださるサポーターの皆様、よりよい環境でサッカーが出来るようにとご支援してくださるスポンサー企業の皆様に支えられて過ごした時間はとても貴重で、私の宝物です。サッカー選手として最後のシーズンを、大好きなチームのみんなと素晴らしい結果で終えることができて、とても幸せに思います。このような経験を活かして感謝の気持ちを忘れずに、新たな目標に向かって全力で楽しみながら成長できるように頑張ります。
 最後になりますが、今後ともスフィーダ世田谷FCをよろしくお願い致します!沢山の応援、本当にありがとうございました!!
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川邊