リーグ再開前の最終調整。
過去に対戦経験のない帝京平成大学との対戦。
帝京平成大学は以前から学生トレーナーの実習先としてスフィーダ世田谷FCと交流があり、女子サッカー部が新設される前から付き合いのある大学です。
そんな帝京平成大学千葉キャンパスのグラウンドへ初めて足を運びましたが、とても素晴らしい施設と環境がそこにはありました。
あの環境でサッカーが出来る選手は本当に幸せだと思います。
チームも明るく活気があり、それでいて挨拶など当たり前のことがしっかりと出来るチームでした。
試合後のキャプテンの挨拶も素晴らしかった。
それも当たり前のことなのかもしれませんが、とても大事なことだと感心しました。
試合はここまで調整してきたものが良い意味で表現できた部分もありますし、更に質を突き詰めなければいけない課題も明確になりました。
詳細は伏せますが良くも悪くも内容のあるトレーニングマッチだったと思っています。
チームはカップ戦の決勝で負けて以来、身も心も前へ進もうと努力を重ねてくれたと思っています。
彼女達の努力がチームを前へ押し進めてくれています。
私の役目はそっと手を刺し伸ばす程度にすぎません。
正しい方向へ進むように手を添え、時として逸れた時には手を引く。
ただそれだけの役割です。
主役の選手達が舞台で輝けるように、再開までの残された時間も最大限フォローしたいと思っています。
本日も会場へご足労頂きました皆様、誠にありがとうございました。
再開まで一週間を切りましたが、現状の自分達の殻を破り、更に突き詰めて活動していきたいと思っています。
来週もニッパツ三ッ沢競技場にてお会いできることを楽しみにしております。
川邊