本日、発表がありました通り#11永田真耶と#21高橋美春が引退することとなりましたので私のブログでもご報告申し上げます。
この時期は共に闘った仲間達との別れがあり、一年で最も悲しい時期ではあります。
毎年毎年繰り返されるように訪れる時期ですが一向に慣れないものです。
そんな今年は2名の選手が引退を決意しチームを去ることとなりました。
■氏名:永田 真耶
■背番号:11
■ポジション:MF
■年齢:30歳
チャレンジリーグからなでしこリーグ2部までの7年間ずっとピッチで闘い続けてくれた功労者です。
チームで一番最初にリーグ通算100試合を記録し、その走る、闘う姿に多くのサポーターの皆様から応援して頂けた選手だと思います。
スフィーダ世田谷ではセンターバック以外のすべてのポジションでプレーでき、その柔軟性が大きな武器となり常にピッチに立ち続けてくれました。
本人曰く「自分には技術がないから走って、闘うしかない」と言っていましたが、サッカー選手として必要なスキルはほとんど持っており、単純に走る、闘うの部分が突出していたからこそ本人はそう感じていたのかもしれません。
また怪我にも強く、痛みを訴えたり、弱音を吐いたりということがほとんどない”強靭なハート”も持ち合わせていました。
いや、持っていたというよりはチームのリーダーとしてそう振舞ってくれていたのだと思います。
肉体的にも精神的にもチームのために献身的に身を捧げてくれた選手でした。
永田がチームにもたらしたモノは本当に大きく、このチームの基礎を作り上げてくれた選手だと思っています。
永田がチームにかけた最後の言葉…
あの言葉をこれからのチームがきっと表現してくれると信じています。
永田の想いも乗せてチームは進んでいきたいと思っています。
本当にご苦労様でした。
■氏名:高橋 美春
■背番号:21
■ポジション:GK
■年齢:26歳
最高のGKの一人でした。
空中戦の強さ、コーチングなどを武器に高次元でのパフォーマンスを発揮し何度となくチームを勝利に導いてくれた選手です。
選手を動かし打たせて取る、打たせずに奪う、そんな的確なコーチングで守るGKだったのでDF陣の信頼は非常に高いものがありました。
また高い人間力を持つ人格者でもありました。
先輩後輩問わず、全ての選手から信頼されており、後輩選手達も随分慕っていました。
スフィーダに在籍し2年。
高橋、長谷、石野の3選手は常に切磋琢磨し、3人とも本当に上達しました。
リーグ屈指の選手層だと自負しています。
だからこそ本当に強い絆で結ばれており、この3選手の信頼関係は非常に高かったと思います。
それもあってか高橋は後輩達に安心して道を託すことが出来たのだと思っています。
短い間でしたが高橋がスフィーダ世田谷を選び共に闘ってくれたことに感謝しかありません。
本当にご苦労様でした。
私はこの2選手が残してくれた功績が如何に大きく、チームにとってどれだけ貴重なものだったのかをよく理解しているつもりです。
だからこそ心から”ありがとう”と伝えたい。
共に闘えたことを誇りに思っています。
ありがとう。
川邊