左:茂木 右:野村
田中世代(5期生)のOGと会食。
上記OGの二人と、スフィーダの田中、早稲田大学所属でチャレンジリーグ1年目にはスフィーダに在籍していた山本摩也、東京都国体選抜のメンバーだった関東学園大学の中村ゆしか。
この5名は気持ち悪い位、仲が良いんです。
彼女達5人の出会いは、スフィーダ世田谷のジュニアユース、所謂スフィーダ世田谷に中学生から入団してきたことに始まりました。
いつも5人で行動を共にし、ケラケラとず~っと笑っているんです。
そんなに面白いことなんてないんですけどね。
そんな世代の茂木と野村。
何を目的に来たのか聞きました。
二人とも祖師谷まではそこそこ遠いところに住んでいますからね。
「えご飯食べに来ただけです、特に意味はありません、ノリですノリ
」
こんな子達なんです。
でも、良い意味で本質は変わっていないというか、大事な所は以前のままで安心しました。
野村は、チャレンジリーグ昇格に関わった選手の一人でした。
昇格と同時に高校を卒業したので、勉強に専念するためスフィーダ世田谷を退団しました。
俊敏性があり、左右をそつなくこなせる技術の高い選手。
本人は今でもフットサルをやっているようです。
「私、センスあるんですよね~体力はなくなりましたけど技術は前のままです、全然変わってない」
とふざけたことを言っていました。
「ただ、向上心がなかったからなぁ~頑張るとかそういうの苦手なんですよね~」
………・。
それが俗にいう選手としての限界ってやつですね
茂木もフットサルの同好会に入っているらしく、週3回前後ボールを蹴っているようです。
「女子ラグビーの道へ進みます」
と大学進学と同時に意気込んで辞めて行ったものの、当時の彼に、自分の彼女がラグビーやってるなんて人に言えないから辞めてくれ、と懇願されラグビーの道を絶ったそうです
本人曰く、「競技人口が少ないからラグビーやってたら日本代表になれる可能性はあった」
完全に舐めてますね…そんな甘い世界なはずないでしょ
やってないから”今の自分”がいるだしね。
こちらも揃って限界です
チャレンジリーグに上がる前のスフィーダはただのクラブチームですから、選手個々の意識レベルも様々でした。
二人の意識が低かったってわけじゃないですよ
やる時はちゃんとやっていました
少なくともスフィーダに在籍している間は…
当時のチームには当時のチームに適した意識の選手が集い、今のチームには今のチームに適した意識の選手が集う…
そうやってチームはその時々の顔を覗かせるわけです。
二人も練習になれば頑張っていましたし、勝利に貢献してくれた大事な歴史の走者です。
でも、そんな子達も居たってお話です
二人ともふざけた感じでしたが、それがかえって心地よかったような気がします。
人は嫌でも変わらなければいけない時が来ますが、自分達の大事なモノは変えずに生きて行ってほしいと思います。
今度は田中、山本、中村も含めて5人揃ったときに会いましょう
川邊