川邊健一オフィシャルブログ「スフィーダ世田谷~挑戦~」Powered by Ameba


遅くなりましたが、無事に2011シーズンのチャレンジリーグを終えたことを御報告いたします。


数々の御支援・御声援に心より御礼申し上げます。


誠にありがとうございました。




2001年に設立し、迎えた10年目の今シーズン。


予てからの目標であったチャレンジリーグに加盟することが許され、激動の半年間を過ごしてまいりました。


全てが手探りで、今もなお毎日が未知との遭遇ですが、多くのご協力を賜り、充実した日々を過ごさせて頂いております。



ここに至るまで、多くの困難と壁が立ちはだかり、幾度となく諦めないことを諦めようと思ったかわかりません。


しかし、支え続けられ、何とか進んできた結果、今の充実があります。






vs ルネサンス熊本FC
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昨年の入替戦…今年を振り返る上で、ここを避けて通ることはできません。


ホームで△3-3、アウェイ熊本に乗り込んで○3-2…ギリギリでした。


しかも、試合終了間際まで2-2と追い込まれており、引き分けではアウェイゴール数で負ける…という状態にまで追い込まれていました。


0-1、1-1、1-2、2-2と何とか追いすがり、終了間際に起死回生の逆転ゴール(青No.14田中)で昇格を果たしました。


この試合に勝てたからこそ、今があり、そこで闘ったメンバー無くして、今は語れません。


勿論、そのずっと前から関わってきた選手達にも同じことが言えますが、スフィーダ世田谷の大きな分岐点の1つとして、入替戦の日だけは忘れません。


スフィーダをチャレンジリーグに昇格させてから引退して行った山田ゆり香(現文京学院中学校サッカー部コーチ)、松原萌(現社会人)、越前屋友香(大学生)、野村紗也香(専門学生)この4名は心からリスペクトしています。






川邊健一オフィシャルブログ「スフィーダ世田谷~挑戦~」Powered by Ameba 山田ゆり香


この入替戦で会心の一撃ともいえるスーパーゴールで同点弾を呼び込みました。


いつも笑わせてくれる頼れる姉さんで、超絶テクニックでいつも観る者を魅了してくれました。





川邊健一オフィシャルブログ「スフィーダ世田谷~挑戦~」Powered by Ameba 松原萌


どんな時でも手を抜かない真面目な選手でした。


持ち前のフィード力を活かして、常にチームの中心で身体を張ってくれました。


入替戦での1点目の同点弾を演出したFK(上記写真)を蹴ったのも彼女でした。






川邊健一オフィシャルブログ「スフィーダ世田谷~挑戦~」Powered by Ameba 越前屋友香


入替戦の年に引退を申し出てきましたが、クラブの為にあと1年頑張ると言ってくれた選手です。


基本的になんでも出来る素晴らしい選手で、勿論入替戦もスタメン出場し、攻守にわたって躍動してくれました。







川邊健一オフィシャルブログ「スフィーダ世田谷~挑戦~」Powered by Ameba 野村紗也香


身体能力に優れ、小柄な体格を活かしたキレ味鋭いプレーが得意な選手でした。


守備面においても攻守の切り替えが速く、何度ピンチを未然に防いでくれたかわかりません。





4名とも2010年度で引退しました。。。


どの選手も好きな選手だったので、その時は悲しんだものです。


しかし、4選手とも、チームの為にベストを尽くしてくれました。


勝っても、自身はチャレンジリーグに参加できない…複雑な状態だったと容易に想像できますが、自分じゃなくチームを勝たせることに精一杯になってくれていました。


当たり前のことかもしれませんが、こんな時代だからこそ、当たり前を当たり前と思えない自分本位な人間は多いものです。


しかし、彼女達は自分の身を犠牲にし、今のスフィーダへ導いてくれたわけです。


今、恵まれてるのも彼女たちの活躍無くして語れません。





今、そして、過去にスフィーダに関わった全ての関係者が創り出した”今”を今プレーしている選手達が”未来”に変えていきます。


これからもきっと様々な壁が立ちはだかることでしょう。


それでも私達は、全てを背負い、立ち向かっていきます。


今を過去に変え、未来が今になっていくその流れに負けないよう”今”に負けない闘いを繰り広げて行くことをここに誓います。


まだまだ未熟なクラブ・チームですが、引き続き熱い応援のほど宜しくお願い致します。


2011シーズンチャレンジリーグではたくさんのご声援を賜り誠にありがとうございました。









監督 川邊