今日はユースが遂に1部リーグ開幕を迎えました。


諸事情により、高校生が数名不在という若い編成でしたが、見事古豪小金井SCさんを破り、開幕白星スタートを切りました。


結果は4-0ということでしたが、結果よりも徹底的に繋いで崩すサッカーが出来ており、非常にポジティブな内容だったように思います。




スフィーダはトップチームをピラミッドの頂点に、

ユースチーム(高校1年生と中学3年生)、

U-14チーム、

U-13チーム、

と、大きくわけて4つのカテゴリー(これに加えて生涯スポーツのママさんチームもあり)があります。


U-13とU-14は完全な育成チームで、それぞれ20名ずついますが、公式戦では前後半で総入れ替えという形を取り、全員が練習の機会を設けています。


ユースは、トップチームへの最後の段階ですので、誰もが試合に出場できるというスタンスではなく、強化と育成を兼ねています。


この1部リーグには、現状のベストメンバーに近い形の構成で挑み、今年度から参戦するU-22リーグというものに、1部リーグに出場できない選手達のを出場させます。


従って、今日の試合には、出場できない選手達がたくさんいました。


これが上記でいう強化と育成の違いです。


昨年までは、現中学3年生は、U-14に在籍していた為、誰もが出場機会を得られましたが、今年からは違います。


出場に関して少なからず争いがあります。


これこそサッカーの本質でありますが、慣れない中学3年生は戸惑いがあることでしょう。


しかし、競争という要素こそスポーツの醍醐味であり、日々の努力がダイレクトに反映されることがあるからこそ、選手達は考える力を身につけていきます。


誰でも出場できるU14とU13の育成は間違いなく成果を挙げていますが、その反面、やはり課題となるところもあります。


そのうちの大きな要素が、争いがないということです。


争いがあって初めて教えられることも当然あります。


争いがなければ、選手達に感じさせることのできないこともあります。


だからこそ、今年改めてスタートを切ったユースチームの今後は非常に楽しみです。


彼女達が着実に育ち、そして、いつの日かトップチームに多くの選手が上がってくるその日が今から楽しみです。







監督 川邊